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言葉の森の教室の特徴 as/509.html
森川林 2009/06/02 09:10 


 言葉の森の作文教室の特徴を説明します。

 第一は、学習塾のようなものではないということです。どこかの学校に入ることが目的で、ここでの勉強がその手段となるような形の勉強を目的にしているわけではありません。言葉の森は、読み書き考える力をつけること自体を目的としています。その結果、受験に合格したり、コンクールに入選したりする子が多くいるということなのです。

 第二は、たぶんどこよりもわかりやすい指導している点です。どんなに苦手な子供でも、言葉の森に来れば作文を書き出すことができます。本人も親も初めてこんなに書けたと驚くことが多いのですが、言葉の森ではごく普通に行っている指導です。

 第三は、たぶんどこよりもハイレベルな指導しているということです。小学生から高校生まで書くことにどんなに自信がある子でも、言葉の森に来ればそこでまた新たなことを学ぶことができます。ほかのところでは教えてもらわないような指導の蓄積がたっぷりあるからです。

 第四は、家庭での教育を大事にしている点です。勉強をすべて教室でお任せにしてもらうのではなく、家庭の教育がサポートする形の学習を考えています。子供たちを育てるのは、学校や塾などの外にある機関ではなく家庭だからです。家庭で、子供の作文に関心を持ち、長文をもとに家族の対話をしたり、作文の課題をもとに両親の子供のころの話を教えてあげたりすれば、勉強の効果は何倍も大きくなります。

 第五は、子供たちに勉強のノウハウを教えるようにしている点です。方法が分かれば、自分で勉強を続けていくことができます。特定の教材や機器に頼らなければできないような形の勉強は行っていません。教材や機器にあたるものは、ほとんどすべてインターネット上で公開しています。

 第六は、読む力書く力考える力をトータルに考えている点です。作文を書くだけではなく、その土台としての読む力や考える力を育てることに力を入れています。作文は、日本語力の集大成となるものですが、作文の勉強だけしても力はつきません。日本語力の裾野にあたる読む力や考える力を育てることが作文の勉強には欠かせません。

 第七は、幼稚園や小学校低学年から、高校生大学生社会人までのトータルな指導の流れを考えている点です。これまでの生徒たちの中には、小学校一年生から初めて高校三年生や大学生になるまで勉強を続けた人が何人もいます。小学生の間に上手な作文を書くことが目的なのではなく、将来大人になったときに書く文章の準備として小学生の間の勉強をしていくように考えています。

 第八は、これらの土台になる考えとして、作文というものの哲学的なビジョンを考えている点です。現在の日本の社会に作文の教育をどのように位置づけるかということを考えて指導を行っています。ですから、作文を単に日本語の力として考えるだけでなく、日本の文化や日本人の心として考えていきたいと思っています。

(この文章は、構成図をもとにICレコーダーに録音した原稿を音声入力ソフトでテキスト化し編集したものです)


 明日は、これらの特徴を個々に説明していきます。


マインドマップ風構成図

 記事のもととなった構成図です。



(急いで書いたのでうまくありません)


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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●本当の国語力は作文でつく
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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
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●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
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●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

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●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
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