作文が好きで得意なのに、模試の点数が悪かったというケース オンラインの少人数クラスで次々に暗唱をする子供たち 9月4週に発表交流会と保護者懇談会 小1親子作文をはじめとする寺子屋オンライン作文クラスと森林プロジェクトの講師 日曜朝の「親子作文」体験学習の1回目の授業の説明動画

記事 3128番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2018/9/24 
稼げる大人になるというよりも、自ら仕事を作れる大人になる――「仮想通貨のあとに来るもの」のつづき
森川林 2018/01/09 08:15 


 先日、ホームページの記事で、仮想通貨のことについて書きました。

 今、仮想通貨の取引所の新規登録がかなり混み合っているようなので、仮想通貨はすでに多くの人の認識の上では市民権を得ています。
 そして今年は、実経済の中でも、法定通貨の現金や預金と同じような存在感を得るようになるのだと思います。

 もちろん、仮想通貨にはビットコイン以外にいろいろなものが出ていますから、ブロックチェーンの仕組みそのものが本質的に信頼できるものになるという意味です。

 こういう時代に何が起きるかというと、先日の「仮想通貨のあとに来るもの」の記事でも書いたように、世の中の経済的な価値を各人が作れるような時代が来るということです。

 昨年の2月に、NHKクローズアップ現代で、「稼げる大人になる」という教育に関する企画がありました。
 しかし、この「稼げる大人」の前提となっているものは、今の社会における「稼げる」という基準です。

 これからの時代に登場するのは、今の社会を前提にした稼げる力ではなく、新しく来る時代で稼げる力なのです。
 それは何かと言えば、稼ぐことではなく仕事を作ることです。

 しかし、今の大人はもちろん子供も、仕事を作るという観点からの教育を受けていません。
 だから、多くの人が、仕事を作るというと、これまでの経済の中心であった工業製品やあるいは工業的なソフトを作るというようなことで考えてしまうために、そのようなことは一部の人にしかできることではないと思ってしまうのです。

 ところが、これから来る時代は、多数の消費者兼労働者と少数の生産者に分離した社会ではなく、すべての人が消費者でありかつ生産者であるような社会です。
 それは、社会における消費の中心が、物財やサービスの消費ではなく、自分自身の向上や創造という教育と文化の消費になるからです。

 この教育と文化における消費と生産の多様性は、物財やサービスの多様性の比ではありません。
 本人が心から好きなものというのは、ある意味ですべての人がそれぞれに違うほど微妙に異なっているからです。

 例えば、スマホの多様性でどれが好きかという選択はせいぜい数十種類ですが、自分がどういう人間になりたいかとか、どういうことが本当に好きかという多様性は、文字どおり一人ひとり違います。

 その個性のロングテールをもとにして生まれるのが、消費と生産がともに一人の人間の中に存在するような社会なのです。

 そして、その多様性を生かすために、今の勉強の中心となっている学力ももちろん必要になるということです。

 学力は、いい学校に入り、いい会社に入るために必要なのではなく、自分の手でいい仕事を作るために必要なものになるのです。


 先日、ホームページの記事で、仮想通貨のことについて書きました。

 今、仮想通貨の取引所の新規登録がかなり混み合っているようなので、仮想通貨はすでに多くの人の認識の上では市民権を得ています。
 そして今年は、実経済の中でも、法定通貨の現金や預金と同じような存在感を得るようになるのだと思います。

 もちろん、仮想通貨にはビットコイン以外にいろいろなものが出ていますから、ブロックチェーンの仕組みそのものが本質的に信頼できるものになるという意味です。

 こういう時代に何が起きるかというと、先日の「仮想通貨のあとに来るもの」の記事でも書いたように、世の中の経済的な価値を各人が作れるような時代が来るということです。

 昨年の2月に、NHKクローズアップ現代で、「稼げる大人になる」という教育に関する企画がありました。
 しかし、この「稼げる大人」の前提となっているものは、今の社会における「稼げる」という基準です。

 これからの時代に登場するのは、今の社会を前提にした稼げる力ではなく、新しく来る時代で稼げる力なのです。
 それは何かと言えば、稼ぐことではなく仕事を作ることです。

 しかし、今の大人はもちろん子供も、仕事を作るという観点からの教育を受けていません。
 だから、多くの人が、仕事を作るというと、これまでの経済の中心であった工業製品やあるいは工業的なソフトを作るというようなことで考えてしまうために、そのようなことは一部の人にしかできることではないと思ってしまうのです。

 ところが、これから来る時代は、多数の消費者兼労働者と少数の生産者に分離した社会ではなく、すべての人が消費者でありかつ生産者であるような社会です。
 それは、社会における消費の中心が、物財やサービスの消費ではなく、自分自身の向上や創造という教育と文化の消費になるからです。

 この教育と文化における消費と生産の多様性は、物財やサービスの多様性の比ではありません。
 本人が心から好きなものというのは、ある意味ですべての人がそれぞれに違うほど微妙に異なっているからです。

 例えば、スマホの多様性でどれが好きかという選択はせいぜい数十種類ですが、自分がどういう人間になりたいかとか、どういうことが本当に好きかという多様性は、文字どおり一人ひとり違います。

 その個性のロングテールをもとにして生まれるのが、消費と生産がともに一人の人間の中に存在するような社会なのです。

 そして、その多様性を生かすために、今の勉強の中心となっている学力ももちろん必要になるということです。

 学力は、いい学校に入り、いい会社に入るために必要なのではなく、自分の手でいい仕事を作るために必要なものになるのです。

コメント欄

森川林 2018年1月9日 8時24分 1 
 これからの教育に必要になるのは、個性を育てることです。
 しかも、それは受け身の個性ではなく、創造する個性です。
 ところが、創造する個性は、受け身の個性よりもずっと時間がかかります。
 だから、はたからみると、それは無駄なことをしているように見えるのです。
 その無駄を許容することが、これからの教育に求められてくると思います。


nane 2018年1月9日 8時29分 1 
 仮想通貨に投資することは、長期的に見れば、銀行に預金することよりもずっとよいと思います。
 しかし、もっとよいのは、そのお金を(もしあれば)使うことです。
 お金を価値あるものを育てるために使うというのが、お金の本当の使い方です。
 その第一は、自分に対する投資です。


コメントフォーム
稼げる大人になるというよりも、自ら仕事を作れる大人になる――「仮想通貨のあとに来るもの」のつづき 森川林 20180109 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
るれろわ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「るれろわ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 17,226件
新着コメント1~3件
毎回の作文が日 nane
 読書も作文も苦手な子の場合、上達にはか 9/22
毎回の作文が日 森川林
 少人数クラスのいいところは、参加者全員 9/22
作文が好きで得 nane
 受験というのは勝負の世界ですから、勝負 9/21
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の31~60件目を表示
……先の30件
■森林プロジェクトの寺子屋オンライン「作文講師」実践育成講習会(9/14追加) 8月12日
■9月から、日曜日朝の「親子作文」体験学習。対象は幼長、小1。希望者には誰でもできる暗唱検定指導あり 8月11日
■未来の地球と言葉の森の教育 8月11日
■夏休み朝の作文体験学習の2回目始まる――子供との対話を生かす作文の勉強 8月9日
■2018読書作文キャンプの記録 8月8日
■夏休み朝の作文作文体験学習の授業の動画 7月31日
■夏休み朝の作文体験学習の資料 7月28日
■経験と学問と創造を楽しむ――発表学習コースの問題点と今後の対策 7月13日
■森林プロジェクトと寺子屋オンライン――これから生まれる新しい教育(動画) 7月12日
■読書は細切れ時間も利用して毎日50ページ以上を目標に 7月11日
■よその子を褒めるのではなく、自分の子を褒める 7月10日
■【合格速報】 東京学芸大学付属国際中等教育学校 (編入) 7月9日
■ユニークな夏休みの朝の作文体験学習 7月9日
■読書作文キャンプ、まだ参加できます――先生の引率も一部可能に 7月6日
■「夏休み朝の作文体験学習」は曜日変更もできるようにしました 7月6日
■本当に読書第一、勉強第二でいいんですか 7月6日
■創造力は教えられて育つものではなく、創造する人の後ろ姿を見て育つ 7月5日
■作文のオンライン授業の予習用の動画を公開(小1~中1、中学入試・高校入試ハイパー作文) 7月4日
■勉強の本来の面白さを味わうために 7月3日
■教えない勉強によって、子供の成長は途中から加速する 7月1日
■5月の森リン大賞から――小5から高2までの成長の跡 6月28日
■読書作文キャンプ打ち合わせ会【7/2更新】 6月27日
■【再掲】読書感想文の書き方 6月27日
■夏休み朝の作文体験学習募集中――3週連続。親子作文、読書感想文、受験作文の3コースから【7/6更新】 6月26日
■漢字の読みを先行させる漢字集の勉強法 6月25日
■小学校高学年からの本格的な受験作文の勉強は言葉の森で 6月24日
■6月22~28日「子供の読書についてのオンライン懇談会」参加自由 6月21日
■ゲームは飽きるが友達は飽きない 6月21日
■海外帰国子女枠の作文と面接なら言葉の森 6月20日
■繰り返し読むのは、やはり紙の本 6月19日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造力(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
発表交流会(20)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

Donate with IndieSquare