ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 529番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/5/2
作文の書き方——小学4年生の作文  as/529.html
森川林 2009/06/18 08:23 
 このページは、現在内容を作成し直し中です。
 もとの内容をごらんになりたい方は、下記の書籍を参考にしてください。
小学生のための読解・作文力しっかり身につく本」(中根克明著 かんき出版)


作文検定9級レベル
小学4年生になったら、表現を工夫して書こう

▼おさらいしよう! 三年生までの表現法

▽「いつ・どこ」の書き出し
▽名前・数字
▽会話
▽「○口○□」
▽思ったこと
▽題名の工夫
▽「どうしてかというと」
▽途中に思ったこと
▽たとえ
▽長い会話
▽書き出しの工失
▽白分だけがしたこと
▽声・顔・動作の様子
▽前の話・聞いた話

※前のページでくわしく解説しています。

▼ここが大切!

▽段落
 段落の目安は三文ぐらいです。「。」が三つぐらい続いたら、改行するかどうか確かめてみましょう。

▽です・ます
 実体験中心の作文は、過去形で書かれる形が自然に多くなります。ここに、現在形を入れて文章の流れに変化を持たせる練習です。「です」は、おもに物事を説明するときに使います。「ます」は、おもに事実を描写するときに使います。

▽自分だけが思ったこと
 結びに書く思ったことを、ありきたりの思ったこと(「楽しかった」「おもしろかった」など)で終わらせずに、自分らしい感想として書いていく練習です。

▼作文を書き終えたあとに

 段落がついているかを確かめましょう。段落をつけ忘れたら、消しゴムで消して直そうとする子がいます。ひとまず、段落を示す記号を書き入れるだけでかまいません。四年生のころは、家族の内緒の話を作文に書くことがあります。表現力がついてくるので、読む人を驚かせるようなおもしろい話を書きたくなるのです。外部に提出する作文の場含は、お父さんやお母さんがあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

▼作文のお手本!

   牧場の子ブタ

 この間、遠足で牧場に行きました。
 いちばんおもしろかったのは、子ブタの運動場でした。わたしたちが行くと、子ブタが近よってきました。けんちゃんが、
「えい、目つぶし。」
と言って、子ブタの二つの鼻のあなに指を入れると、子ブタは、ブーと言っておこりました。
 わたしは、けんちゃんってひどいと思いました。でも、子ブタにかみつかれなくて、よかったです。

 子ブタたちは、この運動上で徒競走をします。係のおにいさんが来て、
「はい、ブーちゃんたち、ならんで、ならんで。」
と言いました。子ブタは、ブーブーと言いながら、ゲートの中にならびました。
 これから、いよいよスタートです。
「ようい、ドン。」
とゲートを開けると、子ブタたちは、いっせいに走り出しました。まるでころがるようにかけていきます。
 一位は、さっきけんちゃんが鼻のあなに指をつっこんだ子ブタでした。けんちゃんは、じまんそうに、
「な。おれのブタ、速いだろう。」
と言いました。すると、近くにいたたろう君が、
「さすが、兄弟。」
と言って、けんちゃんの鼻のあなに指を入れました。
けんちゃんは、
「ブー。」
と言って、たろう君を追いかけました.たろう君は、つかまって、
「ブタないでえ。」
と言っていました。
 わたしは、どっちもどっちだなあと思いました。


▼小学4年生の日記の書き方

 小学四年生は、事実中心の作文がいちばんのびのびと書ける時期です。読むことにも、書くことにも、たっぷり取り組んでいきましょう。三年生と同じように、その目の出来事を、「前の議・聞いた話」「たとえ」が入るように書きましょう。

○月○日
 今日は、学校で遠足の作文を書きました。
 わたしは、書くごとが、まるでポップコーンがはじけるように次々と出てきました。
 家に帰ってからお父さんに、昔はどんなとごろに遠足に行ったのか聞きました。そうしたら、お父さんは、やはり牧場で、子ブタをつかまえようとして、係の人におごられたと言っていました。
 わたしは.みんな変なのと思いました。

▼日記を書き終えたあとに

 四年生くらいの子は、おもしろいことが大好きです。家族や先生のことを瞥くときに、わざとふざけておもしろおかしく書くことがあります。楽しいことが好きな時期なのだと、大目に見てあげましょう。

学年別作文感想文の書き方
 このページは、現在内容を作成し直し中です。
 もとの内容をごらんになりたい方は、下記の書籍を参考にしてください。
小学生のための読解・作文力しっかり身につく本」(中根克明著 かんき出版)


作文検定9級レベル
小学4年生になったら、表現を工夫して書こう

▼おさらいしよう! 三年生までの表現法

▽「いつ・どこ」の書き出し
▽名前・数字
▽会話
▽「○口○□」
▽思ったこと
▽題名の工夫
▽「どうしてかというと」
▽途中に思ったこと
▽たとえ
▽長い会話
▽書き出しの工失
▽白分だけがしたこと
▽声・顔・動作の様子
▽前の話・聞いた話

※前のページでくわしく解説しています。

▼ここが大切!

▽段落
 段落の目安は三文ぐらいです。「。」が三つぐらい続いたら、改行するかどうか確かめてみましょう。

▽です・ます
 実体験中心の作文は、過去形で書かれる形が自然に多くなります。ここに、現在形を入れて文章の流れに変化を持たせる練習です。「です」は、おもに物事を説明するときに使います。「ます」は、おもに事実を描写するときに使います。

▽自分だけが思ったこと
 結びに書く思ったことを、ありきたりの思ったこと(「楽しかった」「おもしろかった」など)で終わらせずに、自分らしい感想として書いていく練習です。

▼作文を書き終えたあとに

 段落がついているかを確かめましょう。段落をつけ忘れたら、消しゴムで消して直そうとする子がいます。ひとまず、段落を示す記号を書き入れるだけでかまいません。四年生のころは、家族の内緒の話を作文に書くことがあります。表現力がついてくるので、読む人を驚かせるようなおもしろい話を書きたくなるのです。外部に提出する作文の場含は、お父さんやお母さんがあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

▼作文のお手本!

   牧場の子ブタ

 この間、遠足で牧場に行きました。
 いちばんおもしろかったのは、子ブタの運動場でした。わたしたちが行くと、子ブタが近よってきました。けんちゃんが、
「えい、目つぶし。」
と言って、子ブタの二つの鼻のあなに指を入れると、子ブタは、ブーと言っておこりました。
 わたしは、けんちゃんってひどいと思いました。でも、子ブタにかみつかれなくて、よかったです。

 子ブタたちは、この運動上で徒競走をします。係のおにいさんが来て、
「はい、ブーちゃんたち、ならんで、ならんで。」
と言いました。子ブタは、ブーブーと言いながら、ゲートの中にならびました。
 これから、いよいよスタートです。
「ようい、ドン。」
とゲートを開けると、子ブタたちは、いっせいに走り出しました。まるでころがるようにかけていきます。
 一位は、さっきけんちゃんが鼻のあなに指をつっこんだ子ブタでした。けんちゃんは、じまんそうに、
「な。おれのブタ、速いだろう。」
と言いました。すると、近くにいたたろう君が、
「さすが、兄弟。」
と言って、けんちゃんの鼻のあなに指を入れました。
けんちゃんは、
「ブー。」
と言って、たろう君を追いかけました.たろう君は、つかまって、
「ブタないでえ。」
と言っていました。
 わたしは、どっちもどっちだなあと思いました。


▼小学4年生の日記の書き方

 小学四年生は、事実中心の作文がいちばんのびのびと書ける時期です。読むことにも、書くことにも、たっぷり取り組んでいきましょう。三年生と同じように、その目の出来事を、「前の議・聞いた話」「たとえ」が入るように書きましょう。

○月○日
 今日は、学校で遠足の作文を書きました。
 わたしは、書くごとが、まるでポップコーンがはじけるように次々と出てきました。
 家に帰ってからお父さんに、昔はどんなとごろに遠足に行ったのか聞きました。そうしたら、お父さんは、やはり牧場で、子ブタをつかまえようとして、係の人におごられたと言っていました。
 わたしは.みんな変なのと思いました。

▼日記を書き終えたあとに

 四年生くらいの子は、おもしろいことが大好きです。家族や先生のことを瞥くときに、わざとふざけておもしろおかしく書くことがあります。楽しいことが好きな時期なのだと、大目に見てあげましょう。

学年別作文感想文の書き方


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

コメント欄

みにみに 2012年5月3日 10時8分  
すばらしいですね


森川林 2012年5月3日 17時6分  
みにみにさん、ありがとうございます。

みんみ 2014年5月5日 11時29分  
お手本になります。

かど 2014年8月7日 16時49分  
作文の書き方が上手いですね

さくら 2015年4月8日 20時26分  
参考になりました!子どもと一緒に頑張ります。

リコ 2016年1月6日 14時16分  
すごいすごい

森川林 2016年1月7日 13時31分  
みんみさん、かどさん、さくらさん、リコさん、ありがとう。

みつき 2016年3月15日 20時22分  
すごいわかりすい

森川林 2016年3月15日 20時43分  
ありがとう!

へつ 2016年4月10日 15時18分  
うんうまいねー?

ユリカ 2016年7月28日 7時7分  
この作文は、すごいぞ!

アラシ 2016年12月20日 17時27分  
作文が上手くかけそうです。

あいり 2019年9月24日 12時22分  
分かりやすいし いいね

りこ 2019年9月24日 12時23分  
すばらしい

コメントフォーム
作文の書き方——小学4年生の作文  森川林 20090618 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
さしすせ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「さしすせ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 
コメント11~20件
……前のコメント
【合格速報】東 森川林
 T君、いつも椅子に腹ばいになってずっと本を読んでいたものね 3/11
1月の森リン大 森川林
 小1から高3までの作文が並ぶと、学年に応じて、みんなの考え 3/11
未来の子育て、 森川林
 「今は、勉強が大事なのだから、自分のしたいことは大学に入っ 3/8
未来の子育て、 森川林
 かつて、三井三池炭鉱は、日本のエネルギー産業の花形で、安定 3/7
未来の子育て、 森川林
幼児期や小学校低学年のころは、何でも吸収できます。 しかし 3/6
未来の子育て、 森川林
 今の日本の受験勉強は、清朝末期の中国の科挙に似てきています 3/5
朝の10分間読 森川林
 読書は、読む力と理解する力です。  草野球とプロ野球では 3/4
低学年の作文の 森川林
低学年の作文でいちばん大事なことは、題材選びです。 その題 3/3
作文における書 森川林
 作文で大事なのは中身です。  しかし、中身はなかなか進歩 3/2
これからの新し 森川林
 今はまだ、勉強のゴールは、大学入試になっています。  大 3/1
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
読会検定4月  あかそよ
問題3 Bが〇だと思いました。なぜなら、五段落目の一番最後 5/1
テスト送信3 森川林
総合学力クラスの体験学習――能率のよい勉強で学力の基礎を作り 4/30
テスト送信 森川林
創造発表クラスの体験学習――AI時代には、知識の学力よりも 4/29
近所のローソン 森川林
毎日新聞を見たけど、記事はまだ載っていまでした。 4/25
毎日新聞に言葉 森川林
 しばらく前に、毎日新聞の人が取材に来ました。  そのとき 4/24
テスト送信 森川林
https://www.mori7.com/za2024d0 4/24
4月保護者懇談 森川林
シラン ●今後の「森からゆうびん」の学習デ 4/22
マスクにしても 森川林
マスクにしても、ワクチンにしても、消毒にしても、 自分たち 4/21
イエスも釈迦も 森川林
イエスも釈迦も、理想の社会を築きたいと思っていた。 しかし 4/21
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習