衣替え、稽古始め
衣替えで気分一新!
6月1日は「衣替え」です。制服を着用する学校や職場では、この日から夏服に切り替わります。日本では四季がはっきりしているので、季節に応じて衣服を替える習慣が昔からありました。
「衣替え」は平安時代の宮中行事である「更衣」から始まりました。
鎌倉時代には、衣服だけでなく、屏風やすだれなど室内の装飾や調度品まで取り替えられるようになったそうです。
みなさんも、洋服の取り替えや、ラグやクッションなどの素材や柄を替えたりして、気分を新たにしてみてはいかがでしょうか?
着せ替え人形や5円玉
着せ替え人形を作って衣替えをしてみましょう。これをプリントしてはさみで切れば簡単。
それから、お財布にある5円玉。これも衣替えでピカピカにしてみましょう。近くの公園に行き、カタバミの葉っぱを見つけます。その葉っぱで磨くと、あらあら5円玉がまるで純金のようにぴかぴかに光ってきます。5円玉でなく、10円玉でもできます。
どうしてでしょう。カタバミの葉をちょっと噛んでみてください。酸っぱい味がするでしょう。
葉っぱの中に含まれている酸が、化学反応できれいにしてくれるのです。
お稽古事も新たに
6月6日は「芸事の稽古始めの日」です。古くから、芸事は6歳の6月6日にお稽古を始めると上達が早いといういわれがあります。これは指で数を数える時に、5までは指をおりまげて数えていますが、6以降は逆に小指から指を立てて数えることになります。そこから「小指が立つ」→「子が立つ」と縁起をかついで「子どもがひとり立ちする」といわれたそうです。
これから何か新しくスポーツや音楽を始めようとお考えの方、この日から始めてみるのもいいですね!
実行課題集 https://www.mori7.com/jk/ ●Online作文教室 言葉の森