「う」のつく食べ物
2014年に、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されました。輸入物のウナギもありますが、やはり日本産のウナギでないと暑気ばらいにはならない気がします。
そこで、今年は鰻ではなく「う」から始まる食べ物について家族でさがして、食べてみるといいでしょう。
・うどん ・うめぼし ・うずらの玉子 ・ウインナーソーセージ ・ういろう ・うじきんとき ・うのはな ・うぐいすまめ ・瓜 ・うまか棒(!?) ・薄皮まんじゅう(!?) ・うつぼ(!?) 等々、いろいろな「う」のつく食べ物があります。
この中で、鰻に代わって暑気ばらいに効く最強の組み合わせは、薄味のうどんに、梅干しとうずらの玉子を入れて、「う・まい」と言いながら食べることです。(本当にうまいかなあ。)
ほかにもある土用
土用には食べ物のほかにも、「土用の虫干し」や「丑湯」などの風習があります。
「土用の虫干し」とは、梅雨の時期に湿りがちな衣類や、書物、調度品などを風のよく通るところで陰干しし、カビや害虫の発生を防ぐことです。おもちゃやぬいぐるみなどを干すのもいいですね。
「丑湯」とは、土用の丑の日に疲労回復や夏バテ防止のために、桃の葉などの薬草を入れたお風呂に入る風習のことです。毎日入浴できなかった時代には「丑湯」は特別だったようです。みなさんも、ハーブや薬草を入れて丑湯を楽しんではいかがですか。