お盆、馬と牛、シャボン玉
お盆ご先祖様に感謝
「お盆」とは、ご先祖様の霊を家に迎えて感謝の意を表し、家族と一緒に飲んで食べて楽しい時間を過ごして、またあの世に戻ってもらうという日本古来の信仰に基づく行事です。
14日、15日はご先祖様が家にとどまるので、家族と同じ食事を供えます。16日には「送り火」を焚いてご先祖様の霊を送り出します。
盆踊りはお盆に帰ってきたご先祖様の霊を慰めるために16日の晩に神社の境内などで老若男女が踊った行事です。この日は十五夜つまり満月にあたるので、月明かりの下で夜通し踊ることができたと言われています。その踊りには霊と踊り手が親しみ通じ合うことを表す所作が盛り込まれているそうです。盆踊りでよく見る振付を思い出してみると、確かにそのような所作があるような気がしますね。
きゅうり馬となす牛
「迎えは早く、帰りは遅く」と一般的に言われています。ご先祖様にはきゅうり馬に乗って早く帰ってきてもらい、帰りはなすの牛に乗ってゆっくり帰ってもらうために、乗り物飾りを作ります。おうちでも作ってみてはいかがでしょうか。「ぼくもきゅうり馬やなす牛にのってみたいなすー。」なんて言っている人はいないかな?
◎材料
・きゅうり、なす(体)…各1本 ・小豆…4粒(目)・小枝、短くした割り箸など…8本(足)
最初に四本足で立つように小枝を刺し、目をつけてできあがり。それぞれにきゅうり(分量外)を小さく切ったものなどをお供えしましょう。
シャボン玉とばそ!
コップ半分くらいのぬるま湯に、固形石鹸を削って入れます。もしあれば洗濯のりも入れて、お湯:石鹸:のりの割合が5:4:1になるようにして混ぜます。グリセリンを加えると割れないシャボン玉になりますし、ゼラチンやガムシロップ、炭酸飲料などを入れて、巨大なシャボン玉も作ることもできます。
液をつけてストローでそっと吹くとかわいらしいシャボン玉がたくさん出ます。輪っかにした針金や針金ハンガーに毛糸を巻いたものを洗面器などに入れた液につけて吹くと大きなシャボン玉ができます。
実行課題集 https://www.mori7.com/jk/ ●Online作文教室 言葉の森