霜降
10月23日ごろは「霜降」です。期間としての意味もあり、この日から立冬までの間も霜降というそうです。
秋が深まり、露が冷気によって霜となり降り始めるころです。朝晩の冷え込みが厳しくなり、山では紅葉が始まります。この間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼ぶそうです。
ちなみに「霜」と「霜柱(しもばしら)」は似ているようですが、でき方が違います。「霜」は大気中の水蒸気が気温の低下により凍って、植物や地面に付いたものです。一方、「霜柱」は、地中の水分が地中から地表面に向かって移動して、地表面で凍り、伸びて成長したものだそうです。寒い冬の朝などに「バリバリバリ…!」と音をたてて霜柱を壊すのは大人になっても楽しいものですね。
「そうこうしているうちに、霜降になっちゃったね~!」
春を楽しみに
秋は球根を植えるのに最適な季節です。春になると、色とりどりの花が私たちの目を楽しませてくれます。クロッカスにヒヤシンス、チューリップに水仙、フリージアなど、みなさんもよく知っているでしょう。これらはみな、秋に球根を植える花々です。
お庭がなくても鉢植えで気軽に楽しむことができますから、気に入ったお花の球根を用意して植えてみてはいかがでしょうか。
球根の種類によって植え方が異なりますので、買ったものに書いてある説明をよく読んで植えてみましょう。