連続頭文字五七五、略して連五
連五のやり方
俳句や川柳のような「5文字・7文字・5文字」の文を、1人ずつ分担して考えます。
はじめにそれぞれの頭文字となる、「3文字の言葉」を決めましょう。
人数は、2人以上4人までで遊べます。4人の場合は、4人目がつっこみ役をやってください。(笑)
例えば、鍋を囲みながら、
「じゃあ、とうふ」
とうさんが/うんどうかいで/ふっとんだ(花火かい)
「次は、きのこ」
きのうから/のんびりしている/こまつさん(だれじゃい)
「それなら、こまつ」
こまったな/まつたけがない/つんでこよ(つめるのか)
「では、しいたけ」
しいちゃんが(だれだい)/たなからぼたもち/けっとばす(意味不明)
このような感じでやっていきます。
季節の言葉「季語」
同じ「五七五」でも、「季語」を入れる決まりがあるのが俳句。必ずしもそうでないのが川柳です。
2月の季語には、「立春」「旧正月」「雪解け」「梅」「バレンタイン」などがあります。
「初午」、「針供養」も2月の季語です。
「立春」を迎える2月は春になります。
節分は、冬の季語で、春の季語でないところが面白いですね。
みんなで作る五七五
共通の言葉で、みんなで五七五を作ることもできます。
例えば、「こ・と・ば」で。
今年度/都市の人口/倍増だ(社会派)
今度こそ/飛ばすぞボール/バット振る(野球部)
こいつには/とってもすごい/倍返し(何すんじゃい)
困ったな/父さん今日も/バスで寝る(どういう状況設定)
有名な句を逆連五してみると、
ふるいけや かわずとびこむ みずのおと
これは、「ふ・か・み」だから、カエルが飛び込んだ池は、かなり深かったようですね。
ここで一句。
ふかいいけ かわずおぼれて みずのんだ
実行課題集 https://www.mori7.com/jk/ ●Online作文教室 言葉の森