石でアート
秋には山や川へハイキングやキャンプに行くことがあるでしょう。そんな時、少し足下を注意してみると、面白い形の石が落ちていることがあります。そんな石ころを持ち帰り、絵の具でペイントしてみましょう。
よくよく見ているうちに、 「この石は細長くて電車みたいだ」「いや、こちらの石は大好きなあのキャラクターにかっこうが似ている」「いやいや、あっちの石はお父さんの顔の形にそっくり」など、むくむくと想像がわいてくることがあるはずです。思いきって筆を手にとり、そのイメージを石ころに描いてみてください。
描き始める前に石の表面をたわしで洗う、やすりで削るなどしてきれいにしたり、着色が終わったあとにニスを上塗りしたりと、「加工」に一手間かけると、完成度がより高まりますよ。
落ち葉でアート
落ち葉もアートの素材になります。立体的な石ころアートと違うのは、「色合いがそれぞれに異なる」「紙に並べて組み合わせることができる」というところです。
紅葉した落ち葉を使って、赤・白・黄色のチューリップを作ってみたり、茶色の落ち葉をぐるりと一周させて、ライオンのたてがみを作ったり……。たくさん集めて、巨大な生物の姿を作れたら、きっと迫力満点のはず。
さらに、とくに面白いのが「虫食いの穴が空いている葉っぱ」です。 二つ並んで空いた穴が、まるで人間や動物たちの目、口のように見えてきませんか。これが洋服、これが帽子。穴の空いた葉っぱが顔で、五つに分かれたカエデは両手に……といった感じで、森の妖精が作れるかもしれません。