お正月 年神様をお迎えしよう
正月飾り
・根引き松…年神様を迎えるための道しるべ。強い生命力をもち、一年中、葉を落とさない松を左右一対で玄関に飾ります。
・しめ飾り…年神様を迎える準備として、その場所を清め、悪いものが入り込まないようにするもので、玄関や神棚に飾ります。しめ飾りは、しめ縄に裏白、ゆずりは、橙などをあしらって作ります。裏白は裏が白く常緑の葉であることから「清浄の心」や「長寿」を、ゆずりはは新芽が出てから古い葉が落ちることから「家系を絶やさない」、橙は「子孫が代々つながるように、家が代々栄えるように」という願いが込められています。
正月飾りで年神様を迎え、家族の幸せを願いましょう。
一年の計は元旦にあり
お正月は新しい一年を幸せに過ごすことができるように、家族みんなで年神様をおもてなししながら、お祝いをする行事です。年神様は、元旦(元日の朝のことで、午後には元旦という言葉は使いません。)にやってきて、家族によい運気をもたらしてくれると考えられています。
「一年の計は元旦にあり」という諺もあります。家族で新しい一年の計画を立てながら、よいスタートを切りたいですね。
正月料理
・お屠蘇…日本酒だと思っている人も多いようですが、元々は中国から伝わった薬草酒の一種です。邪気を払い、不老長寿を願って、新年に年少者から順に飲んだそうです。
・おせち料理…年神様をもてなす料理であるとともに、家族の幸せを願う縁起物の家庭料理でもあります。日持ちのする料理なので、家族のほかにお客様にも出せるように重箱に詰めるのが一般的で、めでたさを重ねるという意味も込められています。
それぞれの料理には豊作や家内安全、子孫繁栄などの願いが込められています。家族で一つ一つの料理の意味について話をしながら、いただいてみてはいかがでしょうか。
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