かるた・七草粥・どんど焼き
七草粥
1月7日は人日の節句。この日には、七草粥を食べます。七草とは、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」、スズナはカブ、スズシロは大根のことです。スーパーなどでは、七草セットも売られていますが、形でわかるのはスズナとスズシロくらいなので、どれがどの草なのかを確認すると楽しいですね。
七草粥、もともとは、その年一年の無病息災を願って食べるものですが、お正月のごちそうに疲れた胃にもぴったりです。
今では、おかゆだけではなく、リゾットやうどん、パスタなどにアレンジして食べるおうちもあるようです。七草を使った新しいレシピを考えてみるのもよいでしょう。
おもしろいろはがるた
いろはがるたは、「いろはにほへと」を頭にして、ことわざを読み込んだかるたで、江戸時代後期に始まったそうです。「い」……犬も歩けば棒にあたる、で始まる犬棒かるたが有名です。現代は「あいうえお」が使われていますが、お正月だから「いろは」で遊んでみるのも粋ですね。まじめないろはがるたの他に、こんなおもしろバージョンもあるようです。「い」犬も暑けりゃぼうっとする、「ろ」老婆は一日にしてならず、「は」鼻からちょうちん、「に」肉まん一個四人で分ける、「ほ」骨折り得の整形外科、「へ」変顔も三度まで、「と」年寄りのむこうみず……。正しいことわざと比べたり、テーマを決めてみんなで作ったりして遊びましょう。
どんどん燃やそう、どんど焼き
「どんど焼き」とは小正月(1月15日)の行事で、正月の松飾り、注連縄、書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。
どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べると1年間健康でいられるという言い伝えがあります。お飾り、書き初めなどを持って、地域のどんど焼きに参加し、無病息災をお祈りしましょう。
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