春の訪れを祝う春分の日
春の草を食べよう
外に出て、空き地や道ばたに生えている草を観察してみましょう。中には食べられる草もあります。七草粥にナズナを入れるのは有名ですが、ほかにもカラスノエンドウは、先の若いところを天ぷらやおひたしに、オオバコは、若葉を天ぷらや胡麻和えに、ハルジオンは、内側のやわらかい葉を天ぷらや和え物にすればおいしく食べられます。
ヨモギを使った草団子作りに挑戦してみるのもよいでしょう。ヨモギのやわらかい葉を集めたら、塩か重曹を入れた熱湯で茹で、水にさらします。細かく刻んですりつぶし、こねた団子の生地に混ぜて形を整えれば出来上がりです。ヨモギの葉は、天ぷらにしたり、乾燥させてお茶にしたりすることもできます。ヨモギの葉は、貧血や腹痛に効くそうですよ。
http://www.geocities.jp/usaginoseisakucho/haru.htm
春分の日とは
春分の日は、太陽が春分点を通過する日です。古来より、この日は、春の訪れを祝う日であると同時に、祖先に感謝をするお祭りを行う日でもありました。
春分の日を中日として前後3日間の合計7日間のことを彼岸といいます。
お彼岸には、もち米とアンコで作られた「ぼたもち」あるいは、「おはぎ」をお供えします。春のお彼岸にお供えするのは、「牡丹餅」で、こしあんを使用します。一方、秋にお供えするのは、「お萩」で、粒あんを使用します。
春の草で遊ぼう
カラスノエンドウを見つけたら、マメ笛を作ってみましょう。太い実を取り、ヘタを折って、筋を引きながらサヤの反った方を割きます。マメを出して、中をきれいにします。形を戻して、先の方から深くくわえて吹くと音が出ます。
ナズナは別名ペンペングサとも言いますが、これは、ハート型の実を下に引き、耳元で振るとペンペンと音がするからです。
シロツメクサで冠、腕輪、首飾りなどを作ってみるのも楽しいですね。身につけると、春の香りに包まれて幸せな気分になれます。
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