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生徒:yusoni
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自分:yusoni
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youbi_kaze_gakki
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「フランス料理、大好き。」 本当にそういえる人はいるだろうか。いや、フランス料理に限らず、和食、イタリア料理、中華料理でも何でもよい。本当に、 「私、○○料理大好き。」 と断言出来るだろうか。断言はできるかもしれないが、本当に意味を分かっているのだろうか。私は、大概の人はそうではないのではないかと思う。例えば、 「和食、なら何でも食べれる。」 と言うのならば、饂飩や天麩羅から煮物やたくわん・和菓子・抹茶など数え切れないほどある。本当に和食が美味しくて大好きなのならば、この数え切れないほどの料理が何でも好き嫌い無く食べれると言うことになってしまう。中には、そんな人もいるかもしれないがほとんどの人が、和食の半面だけを見て言っているだろう。そのことに私が、気づかされたのは、つい最近のことである。それは、今年の四月に姉の中学入学祝いをかねて家族でフランス料理を食べに大阪まで足を運んだときのことだ。そして、そのフランス料理の中で運ばれてきた「海の幸とキノコのツリカッセパイ包み焼き」と「グリーンピースのピューレパン」がそのことを私に築かせてくれた。 私は、それより以前に何度かフランス料理を食べたことがある。そして、私は、いつの間にかフランス料理を 「フランス料理、美味しい。」 と断言して板。たぶん、「炙り鯛と紅ズワイガニリエットのオードブル」等を食べ、フランス料理の全てが私の口に合っているといると言う先入観にとらわれていたのだろう。まず、姉の中学入学祝いで食べ、美味しいと感じた「海の幸とキノコのフリカッセパイ包み焼き」についてお味だ。給仕の方がパイを四つのせたトレーを運んで来たとき私達家族のいる個室にパイの香ばしい香りが漂った。私は、思わず身を海苔だいてしまった。自分の目の前にパイ顔枯れると私葉、正直、 「えっ。」 と言う声を上げてしまいそうになった。なぜならば、どうやって食べればよいのか食べ方が分からなかったからである。私は、今までパイを食べたことがなかった。マフィンのような形のパイをナイフとフォークを使ってケーキのように縦に切って食べるのか、それとも、何か別の方法で食べるのか様々な考えが頭をよぎった。等々私は、パイの香りを楽しんでいる父に 「このパイ、どうやって食べればいいの。何か正式なパイの食べ方があるのぉ?」 と尋ねてみた。すると、父は、顔を上げて、 「パイは、まず、このフタの部分をパイの中にフォークを使って入れる。そして、後は、スプーンでパイの中のスープを先に飲んでもフォークでパイの中に入れたフタを食べても良いよ。後は、好きなように食べると良いよ。」 と丁寧に教えてくれた。私は、言われたとおりにフォークでパイのフタの部分をパイの中に押し込んだ。うまく入るか心配だったが、パイのフタは、私に素直に従ってくれてうまくパイの中に入った。フタの部分をパイの中に入れると、パイの中が見えてきた。まるで、シチューのようだった。温かい蒸気が私の顔を包んだ。たぶん、めがねをかけていたらめがねが曇っていただろう。キノコやホタテが具材のシチューが丸い美味しそうなカップに身を潜めていた。パイの中は、とろけそうだが、パイの外は、スープを優しく強く守っている。私は、目を輝かせながら一口目を食べた。シチューのようなとろけるスープとフタの部分を器用にスプーンですくって食べた。口の中に入れた瞬間、キノコやホタテのエキスが口の中に広がった。しかも、そのスープの中にはパイのフタも入っている。パイの香ばしい香りと食感がスープと対照的だ。海の幸が入ったスープとパイがうまい具合にマッチして私の舌にその味を覚えさせてくれる。私は、やっぱりフランス料理は、美味しいと改めて思った。 しかし、私は、次のお料理を食べ私がフランス料理を愛する日本人でないことを痛感させられた。次に出てきたのは、「グリーンピースのピューレパン」である。これは、その名の通りグリーンピースをすりつぶし火に通したものをフランスパンの上にスプーンで乗せて食べると言った非常に上品そうな料理である。私は、フランスパンも好きだしグリーンピースも嫌いではないのでこの料理も癖になるのではないかと思った。しかし、実際食べてみるとグリーンピースの味が強すぎてフランスパンの味が消え、サクサクとしたフランスパンの食感しか感じることができなかった。まるで、辛子をそのまま食べたかのようにグリーンピースの味がずっと喉の奥に残ってはっきり言って、気持ちが悪かった。それを見た姉が、 「えっ、イクラはフランス料理何でも食べれるんじゃなかったの。あんなにフランス料理のことが大好きっていってたのに・・・。」 と驚いたように言われてしまった。 私は、言葉を発するときは、本当にその言葉が正しいかどうか確信を持ってからではないと人に誤解を与えてしまうことがあると言うことが分かった。「口は災いの門」と言う諺があるようにこれから私は、自分の言葉に責任を持とうと決意した。 「フランス料理大好き。」 いつか本当の意味でそう言える日が来るだろうか。農家で育てられているエンドウ豆も私もその日が来ることを待ち望んで太陽の下で美味しく成長していくだろう。
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表現:
時間:
4週の読解問題3
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
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幼中
幼長
小1
小2
小3
小4
小5
小6
中1
中2
中3
高1
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高3
社
月:
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山:
の山
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12
月
1
2
3
4
週 範囲:
1-3
4-6
7-9
1-9
内容:
字数:
構成:
題材:
表現:
主題:
表記:
読書:
その他:
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(
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