● 受験の作文でスピードアップをはかるには (406字) 森川林 2013年10月01日 18時51分
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中学入試の作文は、かなり短い時間で長い字数を書かせるようになっています。
この練習方法です。
1、普段の作文の授業のときは、時間の記録はしますが、スピードアップは目指さずに、じっくりといい作文を書くことを目標にします。
2、先生から作文が返却されたら、お父さんやお母さんが協力して、よりよい実例、よりよい表現、よりよい感想になるところがあれば赤ペンなどで書き直し、傑作に仕上げておきます。
3、その自分の書いた傑作を毎日1回音読します。
4、音読していると、内容が大体頭に入るので、それを思い出しながら志望校の制限時間内に制限字数まで作文を書く練習をします。(作文を見ずに、頭にあるものを思い出しながらです。)
5、同じテーマで何度も練習していると、スピードと字数の感じがつかめるようになります。
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「受験コースの作文でスピードアップを図るには」
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● 受験コースの課題に取り組まれている皆さんへ (553字) 森川林 2013年09月28日 19時54分
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受験コースの課題は、次のように勉強してください。
1、授業のある日までに、毎日課題を音読し(感想文課題の場合)、内容を自分なりに把握しておいてください。
2、授業のある日の前までに、家族でその課題について話し合いをしてください。生徒が長文の内容を説明し、お父さんやお母さんがそれについて体験談の似た例などを中心に話してください。その際、説明がうまくできなくても決して注意などはせず、また、話し合いも相手の言ったことを批評するようなことはせず、似た例を出し合う形で楽しく進めてください。
3、授業の電話のあと、作文はすぐに書くようにしてください。時間の制限をする必要はありませんが、かかった時間は記録しておきましょう。作文は次の日に持ち越さず、必ずその日のうちに仕上げてください。
4、作文が返却されたら、家族全員でよりよい実例や表現に直して、模範となるような作文を作っておいてください。これはきれいに清書する必要はないので、赤ペンなどで直しておけば結構です。先生に再提出する必要はありません。この模範作文をストックしておくことが試験前の勉強の中心になります。
5、受験作文についての質問は、オープン教育の「受験作文小論文」で受け付けています。勉強を進める上での質問や相談などがありましたらお気軽におたずねください。
● 受験コースの作文に関する相談受付中 (971字) 森川林 2013年08月28日 04時35分
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受験作文小論文がスタートしました。
受験コースの勉強の目的は「合格」です。
受験コースではないこれまでの作文の勉強の目的は、文章力を向上させることでしたから、いいところを褒める指導が中心でした。
しかし、受験コースの目的は合格ですから、欠点を直すことが中心になります。
問題のレベルに対してその生徒の実力が伴わない場合は、合格の可能性が低いということもきちんと伝えます。
しかし、作文試験の場合は、いろいろな逆転技があります。こういう作文の技術的なノウハウは、言葉の森の指導が日本一だと思います。
ですから、実力がまだなくても希望を失わずにがんばって取り組んでください。
受験コースで最も大事なことは、事前の準備です。
課題の長文を毎日音読して内容を頭に入れ、それをもとに週に1回お父さんやお母さんとその課題に関する対話をしておいてください。
その場合、お父さんやお母さんは、「そんな似た話なんてない」「自分で考えなさい」「ネットで調べなさい」「先生に聞きなさい」という他人任せの対応はせずに、お父さんやお母さんの体験談をもとにじっくり話をするようにしてください。
お父さんやお母さん自身の体験談を話してあげることが大事です。
親子の対話を続けるコツは、相手の言ったことを批判しないことです。
対話を発展させるためには、相手の言ったことに批判したり反論したりするのではなく、相手の言ったことに賛同してそこに自分の似た例を付け加えることです。
また、子供の説明がどんなに下手でも、決して注意せずに、いつも温かく見守ってあげてください。
そして、できれば時々ダジャレなどを言いながら、話が脱線してもいいと考えて、楽しく話をするようにしてください。
子供が課題の説明を口頭ですることによって、作文を書く際の語彙力が増えます。「表現力」
お父さんやお母さんの似た例を聞くことによって、試験の本番で書く際の実例のストックが増えます。「題材力」
また、お父さんやお母さんと話すことによって意見や感想が深まります。「主題力」
あとは、言葉の森の先生の指導で「構成力」と「表記力」をつけていきます。
また、「字数」と「スピード」は、本人の努力にかかっています。
具体的な勉強の仕方、課題ごとの似た例のヒントなど、この受験作文小論文で何でも相談してください。