◆◆振替連絡、欠席連絡のエラーについて
7月中旬に振替連絡や欠席連絡ができないというエラーがありました。
原因は、iPhoneやMacのSafariにおいて、ページの再読み込み時に以前のデータを一時保持(キャッシュ)する仕様によるものと考えられます。
また、一度送信したページを再度開いた際に重なって送信されてしまう現象も発生しておりました。
現在は復旧していますが、まだ同様の症状が出る場合は、お手数ですが事務局までお電話か個別連絡にてお知らせください。こちらで処理いたします。
◆◆夏期休業中の授業
7月中の振替は、8月いっぱいまでできます。
また、8月中の振替は9月いっぱいまでできます。
◆作文クラスの振替
夏期休業中の授業は、作文についてはクラス数が多いので、参加できそうなところに参加してください。
ヒントの動画を掲載しておくので、それを見てやっていってくださっても結構です。
◆作文クラス以外のクラスの振替
作文クラスでない全科学力クラス、国語読解クラスなどのクラスはクラス数が少ないので、8月9日から15日までの1週間、朝9時から中根(森川林)が担当している夏講全科学力クラスに振替でご参加ください。
このクラスではプログラミングや創造発表も含めて、どのクラスの授業も行います。
◆◆おすすめ図書
読書記録は現在3万8000件以上になっています。
この読書記録をもとに学年別のおすすめ図書を毎月作ることにしました。
生徒の皆さんの読書傾向を見ていると、学校の友達同士で話題になっているような軽い本が結構ある気がします。
また、じっくり読む長い文章の本ではなく、短編が集まっている本とか、図鑑のように短い文章の本や、絵本のように絵のスペースの方が大きい本があります。
もちろん、読書は楽しむために読む面がありますから、読みやすい本を読むのはそれなりに良いことですが、読書を子供の成長と結びつけて考えるなら、より良い本を読むように心がける必要があります。
おすすめ図書は、その学年の子供たちが実際に読んだ本の中から、「面白い本」「心に残る本」「考える本」などと印をつけて、毎月10冊程度紹介します。
このおすすめ図書リストを参考に読書を進めていくといいと思います。
また、ほかの人の読書記録を参考にして、本を選ぶのもよいと思います。
▽おすすめ図書(現在工事中です)
https://www.mori7.com/teraon/dsax.php
▽小4の6月のおすすめ図書のサンプル
https://www.mori7.com/as/5562.html
◆◆自習クラブ
子供たちの家庭学習時間が0分という子が、この10年間で10%増加しています。
宿題があるから勉強するとか、テストがあるから勉強するなどといった勉強の仕方では、確実な学力は身につきません。
宿題やテストと関係なく自分で決めた勉強を毎日定期的に行っていくことが必要です。
しかし、現在は保護者の帰宅が遅いこともあり、家庭学習の時間を取ることが難しい人も多いと思います。
そこで自習クラブを開始しました。
◆自習の仕方
まず、自習記録のページで、週間の予定を記録していただきます。
https://www.mori7.com/teraon/js.php
====(例)
日 9:00~10:00、18:00~19:00、
月 部活
火 19:00~20:00
……
====
この予定は途中でも随時変更できます。
そして、その決めた時間に合わせて自習の記録をつけ、自習室に入って勉強します。
自習室はブレイクアウトルームが多数ありますから、自分だけのブレイクアウトルームに入り、カメラオフ、マイクオフで決まった時間勉強していきます。
自習の予定と自習記録が対応しているかどうかがわかるように、事務局から定期的に連絡する予定です。
小学校高学年や中学生の生徒は自分で自習記録をつけられますが、小学校低中学年で参加する場合は、保護者の方が自習記録を前日または当日までにつけ、家に帰ってから自習内容をチェックするというやり方ができると思います。
高校生は勉強の自覚があるので、特に自習記録をつけなくてもいいと思いますが、学習のペース作りとして「自習予定の作成」と「自習記録の入力」を活用していただくことも効果的です。
◆自習の内容
自習の内容は、読書、暗唱、問題集などです。
読書は読んだページ数がわかるように、読み始めたところに線をつけ、読み終えたところに線をつけるというやり方をしていくといいと思います。
問題集は1回やって終わりというやり方では学力がつきません。
1冊の問題集を何回も繰り返し、算数数学ならできない問題が1つもなくなるまでやることが大事です。
国語の場合は、問題を解くのではなく、問題文を読むことを勉強の中心にしていきます。
繰り返して読む場合、斜め読みにならないようにできるだけ音読をして読むことが大切です。
ただ、子供の音読を保護者の方がそばで聞く場合、決して読み方の注意はしないようにしてください。
暗唱は暗唱の文集などをもとにするといいと思いますが、暗唱の仕方を知りたい方には暗唱の仕方の小冊子を送りますからご連絡ください。
お子さんと相談をして、自習クラブに入り、毎日自習の記録をつけて勉強するという体制が作れるようにできるだけ取り組んでください。
▽関連記事
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◆◆保護者面談のお知らせ
オンラインクラス一覧表で、各クラスの「面談」という表示をクリックすると、担当の先生との面談ができます。
面談は授業の後10分程度です。
作文個別で勉強している方は、個別連絡などから面談の希望を出してください。
ただし、先生は授業もありますので、面談の時間が10分以上延びないようにお願いします。
また、担当の先生とは別に、中根(森川林)が毎週土曜と日曜の朝8時から保護者面談を受け付けるようにしています。
オンラインクラスの土日の8時の保護者会に前日まで登録していただければ対応できます。
お一人ずつの面談ですので、参加者が重なる場合は時間をずらして行います。
勉強のこと、受験のこと、生活のことなど何でも結構ですので、ご希望のある方は保護者会の面談にご登録ください。
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言葉の森の生徒がつけている読書記録の6月分をもとに、おすすめ図書のリストを作りました。
このあと、小学生から高校生までの毎月のおすすめ図書リストを作る予定です。
◇……おもしろい
◎……心に残る
★……考える
◆◆おすすめ図書
◇◎
気まぐれロボット
ロボットが巻き起こす不思議な出来事を、短い話で楽しく味わえる名作。
おすすめ: 不思議な話や意外な結末が好きな人。
◎
注文の多い料理店
少しこわくて不思議な物語の中に、人間への問いかけが込められた名作。
おすすめ: 昔から読み継がれている物語を読んでみたい人。
★
マンガと図鑑でおもしろい! わかる元素の本
身近な物をつくる元素の世界を、漫画と図解で楽しく学べる。
おすすめ: 理科や実験、科学が好きな人。
◎★
マザー・テレサ
世界中の困っている人を助け続けた生涯から、本当の優しさを学べる。
おすすめ: 偉人や伝記を読んでみたい人。
◇★
テーマパークのサバイバル
遊園地を舞台にした冒険を楽しみながら、安全や科学の知識も身につく。
おすすめ: サバイバルシリーズや科学漫画が好きな人。
◎★
窓ぎわのトットちゃん
自由な学校生活や友達との出会いを通して、生き方を考えられる名作。
おすすめ: 心に残る物語を読んでみたい人。
◇◎
15少年漂流記
少年たちが力を合わせて無人島で生き抜く、世界中で愛される冒険名作。
おすすめ: 長い冒険物語に挑戦したい人。
◎★
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
本当の豊かさや幸せとは何かを、わかりやすく考えさせてくれる一冊。
おすすめ: 社会や未来について考えたい人。
◇◎
ドリトル先生航海記
動物と話せる先生が世界を旅する、夢とユーモアあふれる冒険名作。
おすすめ: 動物や冒険物語が好きな人。
◎★
みえるとかみないとか
見え方の違いから、相手の立場や多様な考え方を楽しく学べる絵本。
おすすめ: 人の気持ちや考え方について知りたい人。
◆◆読書記録
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iPhoneとMACのSafariは、古いページをキャッシュとして残しておくために、言葉の森の振り替えボタン、欠席ボタン、伝言ボタンが古いページのまま開かれたことがあったと思います。
そのため、振り替え、欠席、伝言の連絡ができなかった人が多かったと思います。
このiPhoneとMACのSafariのキャッシュを消すことにしましたので、これからはこういうエラーはなくなると思います。
また、一度開いたページで、過去の送信をダブル送信してしまうこともなくなります。
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https://youtu.be/IzX8XiwTIu8
◆◆外側に合わせる勉強と、自分で決める勉強
子供たちの中には、毎日家庭で自分のやることを決めて勉強している人もいますが、その一方で学校で宿題が出されたから勉強するとか、テストがあるから勉強するとかいった外側の環境に合わせる形で勉強をしている子もいます。
保護者の方の中には、学習塾に入れて無理やりでも勉強させたいと思う人も多いと思います。
現在はお父さんもお母さんも働いていることが多いので、家庭で子供の様子を見ることができません。
しかし、塾に任せる勉強はあまり良いやり方ではありません。
塾は子供の実態に合わせて勉強させるよりも、塾のペースで勉強させることが多いからです。
能率の良い勉強は、子供が自分で決めた勉強を毎日時間を決めて行っていくことです。
◆◆自習クラブを立ち上げます――参加は無料
ところで、言葉の森には自学自習をサポートする仕組みがいくつかあります。
第一は、読書記録です。
第二は、国語、数学、英語の確認テストです。
第三は、自習の記録で、自習室に入って勉強できることです。
しかし、このような条件がありながら、それらはまだあまり活用されていません。
そこで、このたび、自習クラブというものを立ち上げることにしました。
自習クラブへの参加は、生徒と保護者が相談して決めてください。
言葉の森の生徒であれば、参加は無料です。
◆◆参加の仕方――まず週間予定を入れる
やっていただくことは簡単です。
まず、自習記録のページで「○週間予定」にチェックを入れ、自習内容の欄に曜日ごとの勉強時間の予定を入れてください。
(言葉の森ホームページ→言葉の森生徒リンク→よく使うリンク→9.自習記録)
https://www.mori7.com/teraon/js.php
書き方は、それぞれの曜日の勉強時間の予定を書くようにしてください。
====(例)
日 9:00~10:00、18:00~19:00、
月 部活
火 19:00~20:00
……
====
この予定は途中でも随時変更できます。
◆◆自習室の使い方
自習室は365日24時間いつでも利用できます。
自習室に入ったらカメラはオフ、マイクもオフにして勉強をしてください。
ブレイクアウトルームがいくつもあるので、ほかの生徒がいることが気になる場合は、自分だけひとりでブレイクアウトルームに入って勉強することができます。
自習室の中では先生に質問することはできませんが、質問することがある場合はそれぞれのクラスの発表室で行ってください。
◆◆当日の記録のつけ方
そして、予定の時間になったら、自習記録のページに行き、「○当日記録」にチェックを入れ、自分の自習の内容を入力してZOOMの自習室に参加します。
予定したのに参加できない場合は、自習記録にその旨を書いてください。
例えば、「旅行に行くのでできません」とか、「学校の帰りが遅かったのでできませんでした」とかいう書き方で結構です。
その日の自習記録は、その日に入れてください。
欠席は自由ですが、記録だけは毎日つけてください。
「今日はお休み」などの一言だけでも十分です
自習の内容はどのようなものでも結構です。
問題集をやることが多いと思いますが、暗唱の練習をするとか、読書をするとか、課題フォルダの長文の音読をするとか、100マス計算をするとか、もちろん学校の宿題をするとかいうことでも結構です。
決めた時間には必ず記録をすることが大事です。
自習室に参加できない場合でも、記録だけはしておいてください。
自習室への参加よりも、記録を続けることを大切にしてください。
言葉の森からは、毎週定期的にその生徒の自習の記録をメールでお知らせします。
その自習の記録を見て、必要があれば家庭での取り組みを修正してください。
自習クラブに参加する生徒の保護者の方の懇談会も定期的に行う予定です。
自習クラブには、学年の制限はありません。
ぜひ多くの方が自習クラブに参加して、家庭学習を中心とした勉強に取り組んでいってください。
◆◆自習クラブの意義――「させられる勉強」から「自ら行う勉強」へ
さて、ここから、自習クラブの意義について説明します。
子供たちの勉強の多くは受験のための勉強になっています。
本来の勉強は自分を向上させるための勉強です。
受験のための勉強であれば、「させられる勉強」であっても受け入れることが当然のように思えてきます。
しかし、「させられる勉強」に適応しすぎると、自ら行う勉強という意識が低下するのです。
受験が終わったからたっぷり遊ぶとか、受験が終わったからもう苦しい勉強はしないとかいうのは、「させられる勉強」に適応しすぎたために生まれてくる感覚です。
もちろん、人間にはもともと向上心があるので、いずれ必ず自分から何かを進んで学ぼうという気持ちになってきます。
しかし、受験勉強に過度に適応した子はそうならないこともあるのです。
◆◆これからの社会に必要なのは、創造する楽しさ
これからの社会は、AIとロボットの発達によって仕事が少なくなり、その分所得も少なくなりますが、経済を回すためには消費が必要なので、次第にベーシックインカムのような政策が打ち出されます。
そのときに、仕事に追われる生活ではなく、自分から進んで楽しいことを行う生活をしていく必要があります。
そして、その場合の楽しいこととは、受け身の楽しいことではなく、創造する楽しいことになります。
なぜなら、受け身の楽しいことは、何年経っても自分を成長させることは少ないのに対し、創造的な楽しいことは年数が経てば経つほど自分らしいものに成長していく可能性が高いからです。
だから、子供たちは、小中学生のうちから、「させられる勉強」ではなく、「自ら行う勉強」のスタイルを身につけておく必要があるのです。
◆◆全科学力クラスとの相性
自習クラブは、言葉の森の生徒であればどのクラスの生徒も参加できますが、相性がいいのは全科学力クラスです。
全科学力クラスには、4週目に創造発表という自分で創造したものを発表する時間があります。
1週目、2週目、3週目は、国語、算数数学、英語、暗唱を勉強し、4週目は創造発表を行うというのが全科学力クラスの流れです。
子供たちの勉強を自主的で創造的にしたいと思う方は、ぜひ自習クラブに参加してください。
自ら学ぶ力は、受験だけでなく人生を支える力になります。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
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言葉の森の「欠席」や「振替」を押しても、先に進めなくなるという問題が数日前にありました。
この現象が起きたのは、iPhoneやMacのSafariだけです。
また、iPhoneとMacのSafari、送信したページを開いただけで再送信になってしまうという問題もありました。
現在、言葉の森のページでは、キャッシュが残らないように設定し直したので、今後このような現象は起きないと思います。
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言葉の森の今年の夏期講習は、夏期休業中などのために通常のクラスに参加できない人のための夏期講習です。
学習塾で行われているような、夏休みに集中して勉強するための講習という性質のものではありません。
したがっって、夏期講習の日程は限られています。
作文クラスについては、多くのクラスがあるので、できるだけ他のクラスに振り替えて参加してください。
どの先生も、すべての学年に対応できます。
また、8月の夏期休業中の期間の作文のヒントは、動画としてアップロードしておきます。
作文以外の国語、数学、英語、創造発表、プログラミングなどの授業は、8月9日から15日までの間、朝の9時から全科目力クラスとして対応します。
このクラスの定員は4名ですので、通常の授業の振り替えとして参加される方は早めにご登録ください。
★ただ、注意していただくことは、通常の授業の振り替えで参加する場合は、「振替」の文字を押して参加してください。
この場合は無料です。
新規に参加したいという場合は、そのクラスの○印にチェックを入れて参加してください。
この場合は、1回2750円の有料となります。
夏期講習の日程は、オンラインクラス一覧表で見られます。
https://www.mori7.com/teraon/shlist.php
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https://youtu.be/P6szh1eUc2E
◆◆点数をつけることが目的化する教育
大まかな言い方をすると、現在の学校教育は知識の詰め込みを中心に行われています。
もちろん知識は大切です。
特に、義務教育における知識は、その後のあらゆる勉強の土台となるものです。
だから、知識が正しく習得できているかどうかを評価するためにテストをして点数をつける。
これはもちろん良いことなのです。
しかし、点数をつけることを繰り返しているうちに、誰もがその知識を習得できるようにするという本来の目的から離れて、点数をつけることが目的化してしまうことがあります。
それはまた、多くの生徒にとって勉強の直近の目的が志望校の入試に合格することなので、点数をつけることがさらに教育の本来の目的のようになってしまうのです。
すると、教える先生は、点数の差がつくような問題を出したくなります。
◆◆算数・数学は「解法の知識」の勉強
そういう難しい問題を出しやすい教科のひとつが算数・数学です。
それが、難しいことを理解してほしいという気持ちからの問題であるのならいいのです。
しかし、そのためには、その難しい問題をほとんどすべての子ができるような教育をしなければなりません。
ただ単に、できる子とできない子を分けるだけであってはならないのです。
日本の子供たちの算数・数学の学力が国際的に高いにもかかわらず、算数・数学が苦手または嫌いという子が多いということが、現在の算数・数学の勉強の問題点を示しています。
算数・数学は、考える勉強であって知識の詰め込みではないのではないかと思う人もいると思います。
しかし、それは「解法」つまり「解き方の方法」という知識の勉強なのです。
◆◆本多静六に学ぶ数学の勉強法
本多静六は、家が貧しかったために、家の農作業を手伝いながら勉強をしていました。
東京農林学校(現在の東京大学農学部)には、作文が上手だったので合格しましたが、数学はよくできませんでした。
そのため、数学の試験で落第し、一時は死のうとまで思い詰めましたが、住み込み先の先生の励ましで気持ちを入れ替え数学の勉強に取り組みました。
その方法は、問題集の例題をすべて暗唱することでした。
それまで、農作業をしながらも暗唱の練習をしていたので、暗唱は得意だったのです。
すると、次の数学の試験からは高得点を取り、卒業時には首席となり銀時計を賜るまでになりました。
この本多静六の方法が、数学の勉強法の基本です。
解法を理解して、それをすっかり自分のものにできれば、数学ができるようになるのです。
しかし、それはもちろん勉強の数学の話であって、研究としての数学はまた別です。
勉強の数学の基本は、例題つまり解法という知識を覚えることです。
教科書または問題集の例題をすべて身につけることが数学の勉強法です。
◆◆差をつけるための教育になっている
しかし、今の教育では、例題を身につけただけでは解けないようなパズルのような問題を出して生徒に差をつける面があります。
つまり、誰もができるようになるための勉強ではなく、生徒に点数で差をつけるための勉強となっている面があるのです。
英語の勉強も同じです。
教科書で覚える以上の難しい単語を出して、生徒に差をつけようとします。
国語も同じです。
難しい言葉を出すだけでなく、時間内に到底解ききれないような長い文章を出して差をつけています。
つまり、教育が子供たちの学力を育てるための教育から、子供たちに差をつけるための教育になっているのです。
しかも、さらに問題なのは、そこで出される問題の中身が、現代の科挙の試験のようになっていることです。
◆◆考える力を育てる読書と作文――作文検定と推薦図書検定
学校教育がこのような知識の詰め込みの教育から抜け出せないのは、考える力をつける勉強が行われていないからです。
考える力をつけるためには、読書と作文の勉強が中心になります。
もちろん、数学の基本を習得することも必要です。
昔から言う「読み書きそろばん」です。
しかし今は、読書と作文の勉強よりも、知識の勉強が中心に行なわれています。
その理由は、読書と作文に客観的な評価がつけられないからです。
言葉の森が提案するのは、作文については作文検定で、作文を書く力がどれだけ進んだかを評価することです。
読書については、推薦図書検定で、読書がどれだけ進んだかを評価することです。
これらの評価に対応するために子供たちのすることは、本をよく読み、文章をよく考えて書くことです。
◆◆点数の差から個性の差へ
読書と作文も、点数によって差をつけることにつながるのではないかと思う人がいるかもしれません。
しかし、読書と作文は、あるレベルの点数から先は点数の差ではなく個性の差となります。
教科の勉強における点数の差が難問の差になっていくのに対して、読書と作文は個性の差となっていくのです。
個性の差とは、誰もが認められる差です。
このような個性を生かす勉強がこれから必要になります。
そのためには、現在のように、テストが終わればやがて忘れてしまう知識の詰め込みを中心とした教育ではなく、読んだこと書いたこと考えたことがその子の教養として残るような教育を行っていくことが必要なのです。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
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◆◆小学1年生から始められる親子作文
言葉の森の作文教室は、小学1年生から受講できます。
1年生といっても、生まれ月による個人差もあるので、文字を十分に書けない子もいます。
そういう子でも、ひらがなを読むことさえできれば、親子作文という方法でお母さんと一緒に作文を書く勉強をすることができます。
この親子作文に取り組んだ子の多くは、作文が好きになります。
お母さんと毎週楽しく対話ができるので、それが子供の精神面での成長にもつながっていきます。
◆◆中学生、高校生まで続く小中高一貫の作文指導
言葉の森は、小学1年生から始められますが、学年が上の生徒ももちろんいます。
特に重要なのは、小学生だけでなく、中学生、高校生になって作文を続ける生徒が多いことです。
言葉の森以外に作文を教える教室は、小学生に限って言えばいくつかあると思います。
しかし、ほとんどが小学生止まりだと思います。
作文は、小学校で上手に書けたらそれでいいというものではありません。
小学生の作文と中学生・高校生の作文は質的に異なります。
その継続的な勉強ができるのが言葉の森の作文指導の特徴です。
言葉の森の作文指導は小中高の一貫指導ですから、中学生、高校生で作文の勉強を行うことを前提として、小学校の間から言葉の森で勉強しておくといいのです。
◆◆毎週1200字の作文が入試の作文小論文に対応する力になる
言葉の森の小学6年生以上、中学生、高校生の作文の目標字数は600~1200字です。
多くの生徒が、毎週1200字以上の作文を書いています。
1200字の文章がいつでも書けるようになれば、高校入試や大学入試で作文・小論文の試験があったとしても十分に対応できます。
◆◆構成力、題材力、表現力、主題力の総合が作文力
また、作文力は、題材を選ぶ力、光る表現を書く力、意見を深める力の総合化されたものです。
さらに、それぞれの学年で構成を考える力が加わります。
この構成力、題材力、表現力、主題力の総合化されたものが作文力です。
中学入試、高校入試、大学入試で作文・小論文試験があった場合、言葉の森の生徒はそれまでに蓄積された題材・表現・主題があるので、テーマに合わせて自由に書くことができます。
◆◆作文の勉強が国語読解力を伸ばす理由
言葉の森の作文の勉強は、作文力だけでなく、国語読解力をつける勉強にもつながっています。
なぜ読解力が伸びるかというと、言葉の森の作文指導は、小学校の低中学年までは題名だけの課題が中心ですが、小学校高学年からは、課題文を読んで感想を書くかたちが中心になるからです。
その感想文の元になる文章は、小学生の場合は中学入試の国語の説明文の難しいレベルの文章、中学生の場合は同じように高校入試の国語の説明文の難しいレベルの文章、高校生の場合は大学入試の現代文の難しい説明文のレベルの文章です。
◆◆読む力をつける二つの読み方――繰り返し読むこと、自分の問題として読むこと
文章を読む力は、ただ漠然と文章を読んでいるだけではなかなか身に付きません。
大事なことの第一は、繰り返し同じ文章を読むことです。
精読というのは、復読のことなのです。
第二は、その文章を自分の問題として読むことです。
これが感想文を書くときの文章の読み方です。
だから、できれば言葉の森の課題フォルダの長文を毎日1編音読し、その文章を読み慣れるという練習をしながら、作文の週にはその長文の感想文を書くという形をとるのが理想的です。
◆◆毎日の音読を続けるための家庭での工夫
ただ、課題の文章を読むということ自体は簡単にできることですが、毎日続けるとなると、家庭でルールを決めておかなければできません。
私(森川林)の家では、食卓に課題フォルダを置いておき、朝ごはんの前に課題の文章を1編音読してから食事ということにしていました。
課題の長文は、3、4分で読めるので全然負担はありません。
◆◆音読で最も大事なのは、読み方を注意しないこと
ただ、長文の音読をさせる場合、気をつけることは、読み方を決して注意しないことです。
子供の読み方に対してアドバイスをすると、子供は必ず読むことを嫌がるようになります。
読み終えたときはいつも、「難しいのをよく読んでるね」と言うだけにすることです。
さらにできるなら、その文章に対する似た例や感想をお父さんやお母さんが話してあげるといいのです。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
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