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作文が楽しく書ける予習シートという方法  2011年10月11日  No.1365
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 言葉の森の通学教室では、毎週、次の週の予習シートを生徒に渡しています。

 これは、次の週の作文の課題で、どんなことが書けるか、どんなことを準備してくるか、どんなことをお父さんやお母さんに聞いてくるか、などということをビジュアルに指示してあるシートです。

 こういう予習シートができる前は、生徒に、「次の週の課題を準備してきてね」という指示をしていただけでしたので、家に帰ると先生に言われたことを忘れてそのまま次の週を迎えるという子も多かったのです。



 言葉の森では、小学校3年生から題名課題の作文の勉強をするようになり、毎月1回は感想文の課題も入ってきます。更に、小学校5年生からは感想文課題が増え、しかもその内容が入試問題にもそのまま対応できるような難しいものになってきます。

 そうすると、事前に家でその課題や長文を見て予習ををしてきていない子は、なかなかいい作文が書けません。先生が、授業の当日に懇切丁寧に説明しても、生徒自身がその課題や文章を自分のものにしていないと、ただ言われたとおりに書くようなことしかできなくなってしまうのです。



 ところが、この予習シートを渡すようになってから、生徒が予習を忘れなくなりました。親も、予習シートを見ることができるので、どんなことを準備していったらいいかがすぐにわかります。準備といても、難しいことは何もなく、ただ、子供とその課題について話をするだけです。



 現在、この予習シートと予習のヒントは、facebookの学年別予習のページで見られるようになっています。今後は、これを教材のヒントの中に組み込むことを考えています。


▽予習シートの見本1


▽予習シートの見本2




 もちろん、こういう予習シートのようなものがなくても、家庭での予習はできます。その方法は、

1、感想文の場合は、子供がその感想文課題のもとになる長文(1000-1600字程度)を毎日音読しておく(毎日の音読で長文の理解が自分のものになります)。

2、次の週の課題や長文の内容を、子供がお父さんやお母さんに説明する。

3、お父さんやお母さんは、子供の説明に合わせて似た話などをしてあげる。

4、子供は、作文を書く前に、予習シートと同じようなスタイルで自分の書くことをメモする。(苦手な子の場合は、お父さんやお母さんが子供と話をしながら一緒に書いてあげます)

 このような形でやれば、難しい作文課題でも楽に取り組めるようになるのです。


【参考】言葉の森のfacebookページ

言葉の森保護者入口
http://www.facebook.com/groups/morig
言葉の森予習室小1
http://www.facebook.com/groups/197333293657664/
言葉の森予習室小2
http://www.facebook.com/groups/237806726254265/
言葉の森予習室小3
http://www.facebook.com/groups/257176580960424/
言葉の森予習室小4
http://www.facebook.com/groups/118904298204775/
言葉の森予習室小5
http://www.facebook.com/groups/263458813669632/
言葉の森予習室小6
http://www.facebook.com/groups/179413025457690/
言葉の森予習室中1
http://www.facebook.com/groups/178731555525989/
言葉の森予習室中2
http://www.facebook.com/groups/236818566350170/
言葉の森予習室中3
http://www.facebook.com/groups/170551573016221/
言葉の森予習室高1
http://www.facebook.com/groups/235286109845319/
言葉の森予習室高2
http://www.facebook.com/groups/134238326663828/
言葉の森予習室高3
http://www.facebook.com/groups/217812328265492/

233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
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