これまでの世界が目指していた金融・軍事大国では、
ひとりひとりの個人が限りなく手段化され、
これからの日本が目指す目指す教育・文化大国では、
ひとりひとりの個人が限りなく創造化される。
みんなが創造の担い手になるのが、本当の理想の社会です。
人間を手段と見なす発想では、人生の最終的な目標があまりにも小市民的です。
つまり、たっぷり儲けて、その儲けが減らないように社会を階層化して、自分たちだけはのんびり余生を過ごそうというのです。
と書いてしまうと身も蓋もありませんが、本当にそれ以上のことは出てきません。
それは、根本的に大衆の向上心や創造性に対する不信感があるからです。
労働者は、頭がなくて手足だけあればいいという発想が、考え方の根底に流れているからです。
日本人は、自分も相手も、天才も凡才も、もともとそれほど変わらないという発想を持っています。
更に、人間だけでなく、犬や猫も、牛や馬も、そしてさまざまな神様も、もともとそれほど変わらないと思っています。
だから、クリスマスのあとは初詣に行き、神社で引いたおみくじがよくても悪くても、楽しく笑って、二、三日たつと忘れてしまうのです。
神様だって、その日の気分で左右されるかもしれないと思っているのであまり気にならないのです。
ひとりひとりが向上心を持ち、創造性を発揮し、周囲の人たちと協力しながら生きていく社会が、これからの日本が目指す社会です。
優勝劣敗の法則という仮説で、負けた者は劣っているものだから、手足となって働けばいいという社会ではありません。
だれもが手足であり頭である普通の社会をこれから作っていきましょう。
ということで、今日のテーマは、手足と頭。
1、手足や頭についてひとこと、
又は、
2、「て、あ、し」「あ、た、ま」で五七五、
又は、
3、何でも自由にどうぞ。
今日も明日もいい天気、のんびり過ごすお休みの日。
未来にやってくる明るい社会を想像しながら、今日もいい一日をお過ごしください。
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