和魂洋才、
洋才を入れ過ぎて、
洋魂気味になってきたので、
そろそろ和才もしっかり出そう。
例えば、三権分立、二院制、民主主義、多数決、人権など、人類が圧政を克服して勝ち取ってきた成果も、実はまだ未完成なものです。
マスコミによって情報が操作される中で実現している民主主義が、民主主義の本来の役割を果たしているとは言えません。
人権は人間の天賦の権利ですが、何が人権かということが多数決で決められたら、その社会は自由な社会とは言えません。
西欧の教科書のとおりにやっているのだからいいのだというのでは、学者の世界の話になってしまいます。
日本の国は、日本の実態にあった新しい仕組みを作っていく必要があります。
そして、教科書丸写しではない新しい仕組みを自分たちの手で作ることができれば、その仕組みは必要に応じて、いつでも自分たちで改良していけるのです。
そのために、とりあえず、「欧米では……だから、日本でも……」というのはやめて、「欧米では……だけど、日本では……」という言い方で、日本の特殊性を世界の普遍性に高める姿勢を持ち続けていきましょう。
ということで、今日のテーマは、和魂洋才、そして、和才。
1、和魂洋才についてひとこと、
又は、
2、「わ、さ、い」で五七五、
又は、
3、何でも自由にどうぞ。
将来、宇宙人が地球に来るとしたら、その宇宙人は、地球人がまだ知らない優れた科学技術を持っているはずです。(まあ、先の話ですが(笑))
そのときに大事なことは、和魂宇才の精神です。
和魂を守って、宇宙人の科学技術を吸収していけばいいのです。
しかし、難しいのは、和魂には教典がないことです。
和魂は、日本の自然風土と日々の生活と行事と日本語の中で、後ろ姿によって伝わっていくのです。(高倉健みたいです)
それでは、今日も後ろ姿のいい一日をお過ごしください。(あ、もちろん前姿もね)
(写真は「SOZAIjiten」より)
サイの後ろ姿。
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