凧を手っ取り早く揚げようと思って、
走って揚げると確かに揚がるが、
その凧は駆け凧になって、
もう弱い風では揚がらなくなる。
ということを、子供のときに、みんなで凧揚げをしながら経験しました。
だから、小さい子が面倒臭がって走って凧を揚げようとすると、
「こうちゃん、それじゃ駆け凧になっちゃうよ」
などと言ったものです。
子供は、遊びの中で結構いろいろなことを学んでいます。
褒美をあげてさせたことは、褒美がなくなると、かえって意欲をなくすという心理学の実験があります。
長続きする勉強のできる子に育てようと思ったら、勉強と褒美をなるべく結びつけない方がいいのです。
でも、全く褒美なしでも動かないので、そこは工夫のしどころです。
弱い風でも静かに揚がる凧にすれば、凧はある高さからは、自分の力でどんどん揚がっていきます。
褒美ばかりで育った子は、大人になっても、褒美で人を動かそうとするでしょう。
でも、人は多くの場合、心意気で動くのです。
明治維新を担った若者たちも、褒美で勉強をしたのではなく心意気で勉強をしたのだと思います。
そして、これからの人間の動機の多くの部分は、心意気になるような気がします。
そこで、今日のテーマは、心意気。
1、心意気についてひとこと、
又は、
2、「ここ、ろ、いき」で五七五、
又は、
3、何でも自由にどうぞ。
それでは、今日も、いつもの心意気で、いい日曜日をお過ごしください。
(写真は「SOZAIjiten」より)
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「君じゃないって。しかもイカだし」
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