かまどの火をうまく焚くには、
入り口からまきをくべること、煙の出口をふさがないこと。
作文をうまく書くには、
読書をすること、書いたものを注意しないこと。
同じなんだ(笑)。
読書をすることは、特に中高生に必要です。
中学生、高校生で論説文がなかなか書けないのは、意見の裏づけとなる実例や語彙が自分の中にまだないからです。
小学校中高学年の場合は、読書だけでなく対話も必要です。
書こうとするテーマについて、家族と話して準備していることが、作文を書きやすくする第一の条件です。
書いたものを注意しないのは、特に小学校低学年で重要です。
小学校1、2年生の作文は欠点だらけです。そして、そのころは、大人の言うことを素直に聞きます。
だから、親や先生は、小学校1、2年生の書いた作文をすぐ直そうとしてしまうのです。
そして、どの子も、直される度合いに比例して作文を書くのが苦手になっていきます。
作文は、直すのではなく、読む力をつけて自然に直していくのです。
火がどんどん燃えてきたら、煙の出口をふさいでも大丈夫。
直すのは、子供の読む力が十分についてからです。
作文そのものに目を奪われずに、作文の出口と入口に目を向けることが大事です。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。facebookの記事(165) 作文の書き方(108)
コメント欄
コメントフォーム
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)
電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)●Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」