豊かな日本を作ろう。
そのためには、自分たちが心から求める豊かさが何かをはっきりさせることだ。
これまでの惰性で豊かさを考えるのではなく、
豊かさの理想を新しく創造しよう。
日本にあるお金の大半は、使われないまま貯まっているので、それが国債の購入などに使われています。
使われないお金を国が代わりに使っていると言っても、その使い道の多くは、利権を考えた使い道です。
大事なことは、国民が、本当に使ってほしいところを指し示すことです。
それはもう、橋や、道路や、建物ではありません。そして、新たに計画されている国民番号システムでもありません。
国民が真に求める豊かさは、働くことが楽しくてたまらない仕事をだれもが自分の手ですることです。
それは昔、人口のほとんどが農業に従事するような形で小さく実現していたときがありました。
それを今度は、高度な科学技術とネットワークの基盤の上で、更に文化的、創造的に作り上げることのできる時代に私たちは生きています。
お金は、わくわくできるものに使うことによって社会の中で回り始め、生きたお金となって社会全体を潤していくのです。
そこで、今日のテーマは、豊かさの理想。
1、豊かさの理想についてひとこと、
又は、
2、「ゆ、た、か」「り、そ、う」で五七五、
又は、
3、何でも自由にどうぞ。
今日は、曇り空からやや雨模様。
春の雨が大地を静かに潤して、もうすぐ楽しい春休みです。
仕事をしている人の中には、春休みほど忙しいという人もいると思いますが、真に豊かな未来を目指して、今日もいい一日をお過ごしください。
(写真は「SOZAIjiten」より)
小さな一滴もやがて海につながる。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
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豊かさとは何か、考えるときふと頭に浮かぶのはメーテルリンクの「青い鳥」です。雨の中を歩く喜び、働く喜びなど、経済力の発展とは別の次元で幸せがあると気づいている人は、実はずっと昔からいたのではないでしょうか。
今は10歳になった子どもに本を読むことを教え始めたとき、教育というよりは、人生の楽しみを分けてあげたいという気持ちのほうが強かったかもしれません。ここ数年の経済危機や自然災害、世界的な社会構造の変化などのニュースを目にするにつけ、先例のない時代を生き抜いていくわが子には、氾濫する情報の中から「本物を見抜く力」を養って欲しいと考えています。絶え間ない変化の中でも自分を見失わず、他者との関わりの中で生きていくこと、自分がかけがえのない存在だと心の奥底で信じている人こそ、どんな時も豊かであると思います。
ちゃくちゃくさん、ありがとうございます。
本当にそのとおりです。先例のない時代だからこそ、自分自身が何を幸福に感じ、何を豊かと感じるのかという自分なりの基準を持つ必要があるのだと思います。
これまでの社会では、経済的により豊かな生活をしたいということで、幸福の基準の最大公約数がありました。
今でももちろんそういう幸福は大きな位置を占めていますが、これからは、経済的に豊かになったあと何を目指すのかということを考えなければならないのだと思います。
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