勉強の目的は、
人生の目的とフラクタルになっていて、
幸福、向上、創造、貢献がいちばんの要になる。
その手段として、志望校や合格や受験やテストや宿題がある。
ただ、目的をそのつど考えるのでは能率が悪いから、手段を当面の目的として取り組んでいるのです。
しかし、子供はそういうことはわかりませんから、親がときどき目的に目を向ける必要があります。
学校や塾の宿題の中には、手段が目的よりも大きくなっているものがたまにあります。
宿題だからやらなければならないというのではなく、その宿題を目的に結びつける工夫が大切です。
そして、結びつけるのが難しいときは、子供の宿題をお母さんが代わりにやってあげてもいいのです。
小学校1、2年生で日記や作文や感想文を書く宿題が出ることがあります。
小学校低学年のころは、本当は書く宿題よりも読む宿題を中心にした方がいいのですが、読む宿題だと形として残らないので書く宿題を出すのでしょう。
しかし、書く力は個人差があるので、子供にとってはその宿題が負担になることがあります。
そこで、親の工夫が必要になります。
日記の宿題の場合は、漠然と書かせるのではなく、会話を入れる、たとえを入れる、擬声語か擬態語を入れる、と目標を決めてあげるといいのです。
作文の場合、子供がなかなか書き出せないときは、お母さんが口頭で文を言ってあげて、それを子供に書かせればいいのです。
そして、感想文の場合は、お母さんが代わりに書いてあげればいいのです。
つまり、勉強は、無理なく楽しくやるのがいちばんの目的です。
苦痛に耐えて叱られながらやるのでは、手段が目的を超えてしまうことになります。
そこで、今日のテーマは、
1、勉強の目的と手段と宿題についてひとこと、
又は、
2、「しゅ、く、だい」で五七五、
又は、
3、何でも自由にどうぞ。
今日は、久しぶりの快晴。
草花も、動物も、昆虫も、みんなむずむず動きだしているようです。もちろん、人間も(笑)。
明日、3月20日は春分の日。これから、昼の光の時間の方がどんどん長くなります。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。