親子の対話を大事にしよう。
スズメの学校みたいににぎやかに、
週に1回テーマを決めて、
いろいろなことを話してみよう。
このときに大事なのは、お父さんやお母さんができるだけ自分の体験から話をすることです。
子供は、立派な説明や意見を聞きたいのではなく、親の経験を通した話を聞きたいからです。
もうひとつ大事なことは、子供の発言に必要以上のことを要求しないことです。
「もっとわかりやすく話さなきゃ」なんて言わないこと。
いつも感心して聞いてあげることです。
テーマはどうするかというと、子供が普段読んでいる長文をもとにするのがいちばんです。
毎日音読していれば、子供の頭の中で内容が整理されているからです。
こういう対話は、子供がまだ小さいうちから始めておくことです。
そして、決して勉強的にやらずに楽しくやっていきます。
だから、脱線も大いに結構。
そうすれば、学年が上がって長文の内容が人生や社会の話になっても、親子で同じように話をしていくことができます。
こういう大人との対話が子供の頭をよくしていくのです。
言葉の森の作文の勉強は、長文の音読と親子の対話がセットです。
セットと言っても、自分でやらないといけないので(笑)、軌道に乗せるまでがちょっと大変です。
しかし、音読や対話を単独で続けるのは難しいのですが、作文という目的があれば続けやすくなります。
作文という外圧を利用して、音読や対話をするのです。(何だか日本の政治みたい。(^^ゞ)
今日は寒い風の一日になりそうです。
教室に来るスズメたちも、丸くふくらんでエサを待っています。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。