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合格不合格の先にあるもの  2013年1月27日  No.1727
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 もうぽつぽつと合格の知らせが届き始めました。
 「練習したテーマと同じのが出たので、マス目いっぱいまで書けた!」というような喜びの声がある一方、「自分ではよくできたと思うが、やはりだめだった……」というような声もあります。
 子供にとっては、初めての大きな成功体験であり、挫折体験でもあるのが受験です。

 しかし、長年生きてきた大人は、この成功、失敗が、これから長く続く人生のほんのわずかな一歩だということを知っています。
 だから、あまり苦労せずに合格できたような子は、かえって世の中を甘く見て、その後学力が低下するということがあります。
 一方、真剣に努力したにも関わらず不合格になった子は、それをバネにして、その後大きく飛躍します。
 (あまり努力もせずに不合格になった子は、特に大きな変化はありません。)

 大事なのは、合否の結果ではなく、それをどう受け止めるかということです。
 しかし、実際に不合格になったばかりの子に、そういうことを言ってもすぐに通じるわけではありません。
 その子のその後の長い人生の中で、やはりそうだったということに自然に気づくのです。

 しかし、大人は一歩高い立場で、合否の結果をその後に生かすことを静かに考えていくべきなのです。(べきなどというと、ちょっと堅いですが)



 もうすぐ2月、そろそろ新しい学年の準備です。

 言葉の森も、新しい年度に向けて、これからリニューアルです。


 参考記事「本当の合否は、あとからわかる」
https://www.mori7.com/as/1167.html

233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
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