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勉強の習慣と記録の習慣  2013年5月26日  No.1824
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 子供のころ、凧揚げで遊んでいるとき、「駆け凧」ということをよく言いました。(かなり古い子供時代ですが)

 弱い風でも揚がる凧になるように、微妙に糸を引いたり緩めたりするのがコツなのですが、小さい子の中には、そういうことを面倒がって、走って凧を揚げようとする子もいました。
 すると、凧は確かに揚がりますが、その凧は、もう走り続けないと揚がらない凧になってしまうのです。

 それと同じことを、子供たちの勉強の仕方を見ていてふと思いました。
 宿題のような強制的な勉強があると、確かに子供はそれに合わせて勉強しますが、宿題がないと勉強しない子になってしまうことも多いのです。

 学校で「朝の読書」をしているところでは、子供たちが逆に、学校で本を読んでいるからという理由で、家で本を読まなくなってしまうこともあるようです。
 強制的なことがあると、子供は、強制されないことはしなくてもいいと勘違いしてしまうのです。


 では、どうしたらいいかというと、それは、学校や塾の宿題よりも、家庭での勉強と読書の時間を優先することです。
 宿題があってもなくても、家では毎日同じことをするという習慣をつけておくといいのです。

 そのためのひとつの方法が、勉強や読書の記録をつけることです。
 人間には、よりよいものに向かう自然の性質があるので、真実が見えれば、自然に正しい行動が始まります。

 大事なことは、よい方向に引っ張ることではなく、正確な事実を見る機会を作ることだと思います。



 昨日は満月でした。
 空を見ると、ちょうど雲の隙間から月が出てくるところでした。

 今日も、朝のうち雲がありましたが、だんだん明るくなってきました。

 道路の横の植え込みに、ヒルガオの花がちらほら咲いています。
 花言葉は、絆だそうです。確かに、つるがからまっているところが……(笑)

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