病気を治そうとして薬を飲むと、病気は治っても、その薬が体に悪い影響を及ぼすということがあります。
勉強にも似たところがあります。
成績をよくするために勉強することはいいのですが、叱られながら勉強をしていると、そのときは成績がよくなったように見えても、長い目で見て頭が悪くなっていくのです。
だから、勉強の仕方で大事なことは、いつも明るく楽しくやることです。
明るく楽しくやるためには、「何事もすぐにはできるようにならない」ということを教える側がよく知っていることです。
大人はつい、自分が子供だったころのことを忘れて、自分ができることは子供もすぐにできると思ってしまうからです。
今日のfacebook記事より。
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塩谷信男さんの本に、「病気を治すのではなく、病人を治す」ということが書いてありました。
例えば、「自在力」という本。
http://www.amazon.co.jp/dp/4763199005
病気のときは、病気を治すことも大事です。
しかし、もっと大事なのは健康な体を作っておくことです。
勉強も同じです。
成績をよくすることは大事です。
特に、受験のときは成績をよくすることがいちばんの目的です。
しかし、もっと大事なのは普段から頭をよくしておくことです。
仕事も同じです。
売れるものを作ることは大事です。
でも、もっと大事なのはいいものを作ることです。
どちらか一方があればいいというのではなく、両方大事なのですが、その大事さに中心と周辺の区別があるということなのです。
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