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地震、噴火、津波の情報への対処法。国語の勉強法  2013年8月6日  No.1891
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 タイトルにちょっとギャップがありますが、深いところでは関連しています。

 facebook記事より。

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 いろいろなところから、地震、噴火、津波の予測情報が流れてきます。
 それらの中には確実なデータの裏づけのあるものもあります。
 心の準備をしておくのに越したことはありません。

 しかし、世の中は今、大きくよい方向に向かっています。
 こういうよい方向に向かい始めたとき、好転反応として悪いビジョンが出ることも多いのです。
 悪いビジョンが出ることが、本格的によい方向に進むための条件です。

 人間は、よいものよりも悪いものの方に関心を向けがちです。
 それは、生存本能として、悪いものにより多くの注意を向ける必要があったからです。

 しかし、それは同時に人間がこれまで自分を弱い存在だと見なしていたからです。
 自分の手で未来を作ることができるという自覚を持てれば、悪いものに大きく気をとられる必要はありません。
 そして、その自覚につれて、悪いビジョンも自然に解消していくのです。


 ここで一転、身近な子育てに関しても同じことが言えます。
 子供が成績をもらってくると、まず悪い成績のところに目が行きます。
 そして、よいところはそっちのけで、悪いところを直すことに気をとられます。

 しかし悪いところは、特定の原因があったからそうなったのではなく、これまでの生活で自然にそうなっていったものです。
 例えば、国語の成績が悪かった場合、それは国語の勉強をしなかったからではなく、日常の生活が国語的でなかったからです。
 例えば、読書よりもテレビ、対話よりもゲームというように、言葉を使わない時間が多かったから国語が苦手になったのです。

 だから、大事なことは国語の問題集をやることではなく、生活を国語的にしていくことです。
 そのためには、国語の勉強の目的を考えることです。

 まず、自分の得意なところ、優れているところに目を向けます。
 国語の成績が悪いと受験に困るから国語の勉強をするのではなく、将来自分の得意分野を伸ばしていくために国語的な力が必要になるから国語の勉強をするのです。
 そのために、生活を国語的にしていこうと自覚することによって、国語の苦手は解消していくのです。



 今朝も、明るい朝日が昇ってきました。
 と思っているうちに、西の方からポツリポツリと雨が降ってきました。
 でも、そのあとまたすぐ晴れてくるようです。

 適度な雨と適度な晴れで、今日もいい一日になりそうです。

 (中根)


▽「国語的な生活」の参考記事

「国語の力は、低学年からの国語的な生活の中で」
https://www.mori7.com/as/772.html

「国語の勉強は生活の中から―本当の国語力は作文の中に表れる」
https://www.mori7.com/as/1555.html

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 ほかにも、

「新学年は、家庭学習を新しく始めるチャンス」
https://www.mori7.com/as/1491.html

「勉強の仕方総まとめ 1 小学校の早めの時期に作文を勉強する意味」
https://www.mori7.com/as/1617.html

233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
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