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合格で力のつく子、不合格でもかえって力のつく子  2014年2月14日  No.2087
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 受験というのは、定員があるために、実力があっても不合格になる子がいます。
 不合格は、誰でもうれしいものではありません。ただの点数が低かっただけなのに、まるで自分の人格が否定されたような感覚になるからです。

 しかし、そこで、すぐに立ち直る子もいます。
 それも、これまでよりもずっと元気になって立ち直るのです。
 どうしたら、そういうことができるかというと、次のような考え方がすぐできるからです。

「僕が(私が)せっかくがんばってテストを受けたのに、その自分の実力を見られないない学校なんか、もう行ってやらない」
「あと何年かしたら、やはりこの学校に受からなくてよかったと言えるように、これからやっていこうっと」

 もちろん、こういうことが言えるためには、がんばって受験勉強に取り組んだということが前提になります。
 がんばったからこそ、不合格になったことに納得が行かず、そこから、自分で逆転する発想を生み出していくのです。

 そういう子は、必ずそのようにがんばっていきます。
 だから、何年かのちには、その学校に合格しなくてよかった、と本当に言えるようになります。

 だから、受験というのは、合格を目標にしてがんばるからこそ、不合格になっても無駄にはなりません。
 そして、強い子にとっては、不合格になった方がずっと大きな実りのあるものになります。

 もちろん、合格で力のつく子もいます。
 それは、合格によって更にがんばろうという気持ちになるからです。
 すると、新しい学校での友達関係も、自然に前向きの子どうしでつながるようになります。
 この友達との関係の中で、更に力がついていきます。

 いずれの場合も、もとになっているものは、本人の意識です。
 だから、本人の気持ちさえしっかりしていれば、あらゆることがよい結果だったということになるのです。

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