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幼児期の勉強の要は、親子の対話と作文  2014年6月29日  No.2166
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 勉強は、小学校に入ってから始めるものではありません。子供が生まれたときから、バランスのよい成長を考えていくことが広義の勉強です。
 幼児期の勉強で最も大事なのは、豊かな日本語の力を身につけていくことです。その日本語力の勉強に次いでやっていく必要があるのが、数の感覚を身につけておくことです。
 しかし、日本語力の大切さに比べれば、計算の練習で数の感覚を身につけることはずっと重要度の低いものです。それは、あとからでもやれば身につくものだからです。
 また、幼児期からの英語は、今はブームになっていますが、渡部昇一氏の著書「英語の早期教育・社内公用語は百害あって一利なし」にあるように、やりすぎれば必ず弊害があります。そして、既に、そういう弊害が一部に出ています。

 ところが、日本語力をつけるという勉強は、漢字の書き取りをしたり、国語の問題集を解いたりするような勉強ではありません。そういう知識的な勉強を幼児期に行うことは、かえってバランスのよい成長を阻害します。
 日本語力をつけるための最良の勉強法は、親子の生きた対話です。なぜかというと、幼児や小学校低学年の勉強で最も大事なものは、勉強に対する意欲で、その意欲は、子供にとっていちばん身近な両親との交流の中で生まれるものだからです。
 この幼児期の対話を、親子で書く作文の勉強として行うのが幼児作文コースです。現在、幼児年長以上の方を対象に、体験学習を受け付けています。
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