子供が一生懸命勉強していると、お母さんは喜ぶと思います。「そんなに勉強しないで、もっと遊んだり休んだりしなさい」という人はあまりいません。
しかし、本当は、子供が一生懸命に勉強しすぎていたら、特に小学生の場合は、ほどほどに抑えておくことが大事なのです。
食事の場合は、おいしいからと言って食べ過ぎれば、あとでお腹をこわします。勉強も、そして遊びもそうなのです。
子供の話から、ペットの話に変わりますが、ペットの子犬を訓練するとき、大事な原則が二つあります。それは、決して例外を作らないこと、やらせすぎないことです。
子犬の場合は、正直ですから、ルールに例外を作ると、そのルールはすぐ守らなくなります。
例えば、「吠えてはダメ」というルールを決めたら、どんな場合でもそのルールを守るようにします。たとえ、泥棒が入ってきたときでもそうです。一度決めたルールに例外を作ると、それはもうルールではなくなってしまうからです。
これは、ほんの一度か二度の例外でそうなります。そして、一度ルール作りが失敗すると、それはもう直すことができなくなるのです。
ときどき、「子供が言うことを聞かない」と相談されるお母さんがいます。それは、小さいころに、何度か例外を作ってしまったので、子供が親のいうことは聞かなくてもいいと学習してしまったからです。
では、どうしても例外を作らなければならないときはどうするかというと、「なぜ、今日は例外なのか」ということを、ひとこと理屈で説明しておけばいいのです。「今日は、○○だから、このへんまでこうしようね」と線引きの基準を変えるのです。
例えば、読書を毎日すると決めているのに、何かの行事などがあって遅くなりできなくなった場合は、「今日は遅いから、読書は5ページだけにしようね」という言い方で基準を変えます。5ページなど、読んでも読まなくてもほとんど変わらないぐらいの分量です。しかし、大事なのは、理屈できちんと、ルールに例外はないというメッセージを伝えておくことなのです。
この言葉で理屈を説明する方法は、子犬と違って人間の子供だからこそできるルールの守り方です。(つづく)
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大人は臨機応変ということができますが、子供はできません。
だから、読点の打ち方などという、ルールはあるが例外もあるということは教えにくいのです。
子犬も同じです。(犬と人を一緒にするなって)
同じことでもこの場合はよいが、あの場合はだめということはなかなか理解できません。よいか悪いかのどちらかしかないのです。
だから、大事なことは、子供と子犬には例外を作らない接し方をすることなのです。
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