公立中高一貫校の受験を考える際に大事なことは二つあります。
第一は、倍率が高く問題が年々難化しているので、合格の可能性も低くなっているということです。
しかし、考える力を見る問題が多いので、受験用の勉強をすること自体が、将来必要な学力をつけることに役立ちます。(私立中の受験勉強は、受験には役立ちますが、将来の学力にはあまり役立ちません。)
だから、公立中高一貫校向けの勉強は、合格を目的にすると同時に、学力向上を目的としていくといいのです。
第二は、公立中高一貫校向けの受験勉強は、実際の過去問を教材にして、家庭学習を中心に行っていくとよいということです。
一般に学習塾は、私立中向けの教材や指導法には長年の蓄積がありますが、公立中向けの記述中心の考える問題に対する蓄積はあまりありません。
考える勉強は、授業を聞いて力がつくものではありません。自分で実際に問題演習をすることによって力がつきます。
そして、考える勉強は、自分なりに納得することによって実力が定着するので、家庭でじっくり取り組むというやり方が向いているのです。
以上の理由で、言葉の森では、オンエア講座として「小4からの公立中高一貫校受験対策講座」を行うことにしました。
言葉の森のこれまでの受験対策としては、小6の秋から始まる受験作文コースがありました。(中3、高3も同様)
作文力については、普段の言葉の森の勉強と、この受験作文コースで十分にカバーできるので、オンエア講座では、主としてに作文以外の適性検査の問題に対応する形でやっていきます。
■■小4からの公立中高一貫校受験対策講座
■時間は、毎週水曜日19:00~19:45
■用意していただく教材は、「公立中高一貫校適性検査問題集2016年」(みくに出版)
(8月からは「2017年版」)
■対象学年は、小4~小6
(小4・小5の生徒は、学校で習っている単元の範囲で行いますが、考えることの好きな子でないと少し難しいかもしれません。体験学習で様子を見てから参加を検討してください。)
■対象生徒は、言葉の森の生徒、又は言葉の森の生徒・父母から紹介された生徒。
(保護者の参加は自由です。)
■無料体験学習は2回できます。
■無料体験学習後、継続して受講される場合の受講料は、月額1,728円です。(月4回各45分程度)
■欠席した場合の振替はできませんが、期間限定で当日の録画を見ていただくことができます。