理科、社会の勉強のうち、理科の一部は算数と同じような計算問題です。これは、算数の勉強と同じように解法を理解して自分が解けるようになるまで何度も繰り返し解いていくことです。
計算問題以外の理科は、一定の知識をもとに考える問題として作られています。これは、社会についても同様です。
こういう理科、社会の「知識+思考」の問題はどのように勉強するかというと、
(1)実際の過去問をもとに、
(2)1冊の参考書を使い尽くす。
という勉強法でやっていくのです。
勉強の基本となる教材は、受験用に作られた問題集ではなく、実際の過去問です。自分の志望校に限らず全国の公立中高一貫校の過去問を解いていくのです。
そして、過去問を見て答え合わせをして、できなかった問題について、それが参考書や教科書のどのページに解説として載っているかを見るのです。
その際、参考書が主で、教科書は従です。なぜかというと、教科書は学校で先生が教えることを前提に作られているため、説明が不足していることが多いからです。
しかし、詳しすぎる参考書はよくありません。1冊の参考書を完璧に使い尽くすためには、むしろ薄い参考書の方がよいのです。
では、もし参考書にも教科書にも載っていない知識の問題があったらどうしたらよいのでしょうか。
それは、できなくてもよい問題と割り切るのです。
合格のために大事なことは、できるはずの問題が全部できることであって、誰もができないような難しい問題ができることではないからです。
この、参考書を片手に問題を解くというスタイルの勉強に最も向いているのが家庭学習です。理科と社会の勉強は、家庭での学習の充実度が勉強の能率を左右します。
社会の勉強については、公立中高一貫校の場合、教材としてその地域独自の資料集も必要になります。参考書、資料集、教科書、この3つの教材を使って勉強を進めていきましょう。
説明の詳しい理科・社会の参考書の例
「これでわかる理科」(文英堂)
「これでわかる社会」(文英堂)
受験のためには、理科は小3~小6の全学年分、社会は小5と小6の両方を用意しておくとよいと思います。
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