読解力がつく作文・感想文というのは、ただ作文を書くから読解力がつくのではありません。
自分なりに長文を読み、自分なりに考えて、自分なりの力作文を書くから読解力がつくのです。
作文の勉強をしている人は、作文を書くことが目的のように思っていますが、作文を書くというのは結果です。
目的は、書く前に、書くことを決めてくることであり、感想文の場合は事前に長文を読んでくることであり、お父さんやお母さんに取材したり自分でデータを調べたりしてくることであるのです。
小学校高学年や中学生になると、要領のいい子は、長文をあまり読まずに、ヒントを参考にしてそれなりにまとまった作文・感想文を書いてしまうことがあります。
作文だけを見ると、作文の勉強をしたように見えますが、それでは本当の力はつきません。
一方、事前に長文を読み、自分なりに考えたことを一生懸命に書く子もいます。
そういう子は必ず実力がついてきます。
書かれた作文という結果だけ見ると、違いはあまりないように見えても、その前の書く過程よって、将来の実力の伸びは大きく変わってくるのです。
ところで、通信教育の弱点は、作文を書く前の過程があまり見えないところにあります。
これが、寺子屋オンラインという少人数クラスだと、事前の準備がよくわかります。
それは、みんなの前で、自分の書くことを発表する機会があるからです。
作文を書くとぃうのは、小学校高学年以上の生徒にとっては、かなり精神的負担の大きい勉強です。
だから、小学校低中学年のころまでは、自分ひとりで作文の勉強ができたとしても、高学年からはある程度の枠組みがないと勉強ができません。
その枠組みのひとつとして有効なのが、オンラインの少人数のクラスです。
自宅ではなかなか作文が書けないという人は、寺子屋オンラインの作文クラスの体験をしてみるといいと思います。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
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作文の勉強の本質は、書いた作文という結果にあるのではなく、書く前の考えたり調べたりする過程にあります。
だから、書いた作文を赤ペンでいくら詳しく添削しても、作文はある程度以上は上達しません。
それよりも、書く前の準備に力を入れるような勉強の仕方をする必要があります。
そのひとつが、小学生に渡している予習シートです。
もうひとつが、事前の準備をみんなの前で発表する寺子屋オンラインクラスのような枠組みです。
以前、教室に通っていた大学入試を目指す一浪の生徒が、教室で作文の練習をしたあとに言っていました。
「作文を書いたあとは、もうほかの勉強する気がしなくなっちゃうんですよね」
これが、ほかの勉強だったら、「数学の勉強が終わったから気分転換に英語の勉強でもやろう」となるのですが、作文の場合はそうではありません。
それぐらい、作文を書くというのは、高学年以上の生徒にとって精神的エネルギーを使う勉強なのです。
それをよく知らないお母さんは、「休んだ分も入れて、今日は三つ書いちゃいなさい」などと気楽に言うことがあるのです(笑)。
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