10月から、ハイパー作文コースを、プレ受験コースという名称に変えます。
勉強する内容は、
(1)受験作文の課題です。(資料1)
そこに、「読解・作文力」の資料を関連資料として入れます(資料2)
できるだけ、資料1と資料2を生かして受験作文を書いていってください。
(2)毎月4週目には、課題フォルダにある読解問題2問をやっていただきます。
その問題のできなかったところを研究します。
読解検定に取り組む時間のとれる方は、できるだけ毎月4週目に行う読解検定に参加してください。
●課題
「一流の音楽家になるために、音楽以外で必要なことは何か」
▼資料1
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https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/1140303427.jpg
■解説1
第一段落は、説明。「一流の音楽家になるためには、もちろん音楽の技術や理論を身につけることが大切だ。しかし、音楽以外にも大切なものがある。」など。
第二段落は、方法。「その一つは、決めたことを続けることだ。私は小学生の頃から毎日朝起きてすぐに文章の音読をすることを続けている。わずかな時間のことであるが、毎日欠かさずにやることが大事だと思っている。そのおかげで文章を読む力も書く力も身についた。音楽の勉強を続けることももちろん大切だが、音楽以外の生活のすべての分野で決めたことを続けるという姿勢を持つことが大事なのだと思う。」など。
第三段落は、方法2。「第二は、音楽と離れた世界も含めて幅広くコミュニケーションを交わすことだ。私は自然の中で友達とキャンプをするのが好きで、サマーキャンプなどでは、よくリーダーとなって楽しい経験をした。振り返ってみると、自然の中にも音楽的なものがあるし、人間どうしの協力の中にもやはり音楽的なものがある。これらの経験は、すぐに音楽に結びつくわけではないが、自分の人間の幅を広げることでやはり自分の音楽の勉強にも生きてくるものではないかと思う。」など。
第四段落は、まとめ。「音楽家とは単に楽器を演奏したり音楽の理論を学んだりする人なのではなく、人間の芸術活動というより大きなものに音楽を通して関わっていく人だと思う。私は、これからも自分の人生全体の中の音楽というものを自覚しながら勉強を続けていきたいと思う。」など。
▼資料2
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https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/10011130350.jpg
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■解説2
今回は、解説1に沿って書いていきますが、方法2のところで見聞した実例として資料2を入れることを考えて書いてみてください。
資料2に言及する場合は、言葉として、「資料2によれば」などとはっきりわかるように書いていきましょう。
例えば、「資料2によれば、昔は職人気質で腕の立つ仕事をしていれば、多少無愛想でも仕事が成り立った。しかし、これからの時代は、専門的な技能とともに、相手を不快にさせない思いやりやコミュニーケーション力が求められるようになる」という具合です。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
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