算数は、できる問題をいくら解いても力はつかない。
国語は、できない問題をいくら解いても力はつかない。
できない問題をできるようにするのが実力をつける道で、
算数の場合は解法を理解すること、国語の場合は理詰めに考えること。
国語も算数も、できない問題ができるようになって初めて力がつきます。
逆に言えば、算数の場合は、できる問題をいくら磨いても力はつきません。
例えば、大学入試を目指す高校3年生が足し算引き算の練習を何時間やっても、それで績が上がることはありません。
これは、誰でもわかる例ですが、それに近いことをしている小学校高学年の生徒や中学生の生徒が意外に多いのです。
意外に多いどころか、ほとんどの生徒がそのような勉強をしています。
だから、勉強に時間がかかるのです。
国語の場合は、できない問題いくらやっても力がつきません。
算数の問題はできなければ何も書けませんが、国語の問題はできなくても書いたり選んだりすることができます。
すると、その書いたり選んだりしたことが勉強のようになってしまい、その結果、答えが合っていても間違っていても、「当たった、外れた」ということで終わってしまうことが多いのです。
間違った問題を、なぜ間違えたのか理詰めに考えることによって初めてできない問題ができるようになるのです。
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「問題を解く」というのは単なる作業です。
作業時間だけをいくら増やしても力はつきません。
算数数学は、解けなかった問題の解法を理解して初めて力がつき、
国語は、間違えた問題の理由を理解して初めて力が着くのです。
読解検定は、評価のための検定試験ではなく、満点を取ることを目指すことによって問題を理詰めに読み解く練習をするための試験です。
だから、点数が良いか悪いかということが問題ではなく、間違えたところをなぜ間違えたのか理解することが重要になるのです。
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