多くの人は、国語のテストが返却されてもそれを見直すようなことはあまりせず、当たったとか外れたとかいう感覚でとらえています。
これが、数学や英語のテストであれば、間違えたとかできなかったとかいう受け止め方になりますが、国語の場合は単に外れたというような受け止め方になるのです。
ところで、読書をよくしている子は、誰でも普通に国語ができるようになるので、国語の勉強の必要性というものをあまり感じていません。
逆に、学習塾に行っても、国語だけはできるようにはなりません。
塾でも、学校でも、国語の成績を上げる方法は教えていないのです。
これは、国語を教える先生が、理詰めに解く国語というものを重視していないからです。
言葉の森の読解問題は、解いたあとが重要です。
間違えたところは、その理由を考え、どうすれば正しい答えを導けるのかを考えるのです。
理詰めに厳密に考えることによって、読む力とともに解く力がついてきます。
そして、読解力がつきます。
国語の勉強法は、問題集を解いたりドリルで練習したりするものではありません。
ただ、難しい文章をしっかり読むことです。
その勉強法として読解検定の百点を目指すということがあります。
だから、点数が悪かったら、それは国語の成績がこれから上がるチャンスがあるということなのです。
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普通、テストというと点数がいいことがよいことですが、この読解検定は点数が悪いことがいいことなのです。
それは、間違えたところの間違えた理由を考えることによって厳密に読む訓練ができるからです。
テストを受けたあと、間違えたところの見直しは必ずお母さんがやってください。
一般的な解説を読んで理解できるのは、その問題がほとんどできていた子だけです。
子供がどう考えてその答えを選んだのかを聞き、それがなぜ×だったのかを説明するにはかなり時間がかかります。
一斉授業の中でその説明をしても、わかった気がするだけなので、基本は個別指導になるからです。
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