●動画:
https://youtu.be/gwlHF9H4gCw
まず、親子でお喋りをします。親は、子供と話をしながらメモをとります。
メモの途中で、子供に表現項目を聞いてもいいです。
表現項目とは、学年ごとの「名前、数字、会話、たとえ、思ったこと、ダジャレ」などです。
ただし、勉強のようにやりすぎずに、あくまで楽しいお喋りとしてやってください。
そのあと、子供はそのときの絵をかき、親は、メモをもとにして作文を書きます。
子供になったつもりで書くので、字数はせいぜい200字までです。
ただし、普通の漢字仮名交じり文で、漢字にはルビをふります。
ルビがふってあれば、自然に漢字も覚えます。
子供の絵と親の作文のセットが完成したら、他の家族が、コメントを書くこともできます。
家族ぐるみの親子作文です。
4週目の作文発表会で、子供はその作文を読みます。
作文の発表には、子供の絵のほかに、関連する写真や動画などを入れることもできます。
写真や動画のためには、作文を書く前の準備として、親子で題材作りをしておくといいのです。
例えば、「今度の土曜日に、お母さんと一緒に玉子焼きを作ろうか」とか、
「日曜日に、お父さんと一緒にザリガニ釣りに行こうか」というような題材作りです。
題材が絞られると、作文は書きやすくなります。
これまでの低学年の作文指導は、ただ書かせて、間違いを直すことが中心になるので、子供がやる気をなくしました。
親子作文の場合は、子供が自然に作文の書き方を身につけます。漢字の読み方も覚えます。親子の知的な対話の時間があります。
だから、作文が楽しい勉強だと思うようになります。
そして、保護者自身も作文の書き方や教え方のコツを学ぶことができます。
親子作文なら、話ができて、ひらがなが読めれば、幼児から始められます。