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学習記録のページの欄に、繰り返しの回数を入れられるようにしました  2022年11月9日  No.4564
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●動画:https://youtu.be/DUXyMGrXKb8

 学習の基本は、同じ教材を繰り返し勉強して、その教材の中身を確実に頭に入れることです。
 1、2回やって理解した気持ちになっても、それはそのときだけの理解であって、自分のものになっていないことが多いものです。

 これは、読書も同じです。
 特に、説明文や意見文の読書は、1回目に読んだときは、自分が既に知っていることに近い内容しか頭に入っていません。

 説明文や意見文の本は、印象に残ったところに線を引きながら読み、2回目以降は、その線を引いたところだけを繰り返し読んでいくといいのです。

 問題集や参考書も、大事だと思ったところに線を引きながら読み、2回目以降は、線を引いたところを重点に読んでいくようにします。

 オンライクラスの学習記録の欄は、これまでページ数しか記録するところがありませんでしたが、今度、読んだ回数も記録できるようにしました。

 国語読解、算数数学、英語の勉強をしている人は、ページ数とともに、回数も記録するようにしてください。

 回数の大事なことは、読み聞かせでも同じです。
 幼児は、読んでほしい本を何度も親にせがみます。
 何度も読んでいると、その絵本の文章がすっかり頭に入り、暗唱できるようになります。
 そのぐらい繰り返し読む本があると、そこで幼児の思考力は伸びるのです。

 よく、「同じような本ばかり読んでいるから、たまには違うジャンルの本を読んでほしい」と言う保護者の方がいます。
 気持ちはわかりますが、子供が同じような傾向の本を読んでいるときは、そこで考える力がついているのです。
 違うジャンルの紹介してあげるのはいいことですが、本は満遍なく読むことがいいのではありません。
 その子の好きな本を繰り返し読むような読み方がいちばんいいのです。

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