12月の読解検定で、質問のあったものを載せます。
こういう質問をする人は、みんな、国語の成績がよくなります。
答えに納得できないときは、いつでも質問をしてください。
■12月の小3の問1
○ A 清作がやけどをした当時、くっついた指をなおせる医者はどこにもいなかった。
これは、そのまま○です。
× B 清作の両親は寝る間を惜しんで働いた。
父親は大酒飲みで働かなかったと書いてあり、「両親」というところが違うので×です。
■12月の中2の問1
× A 役に立つ語学を求める声は、まず、実業界からあがってきた。
★これは、答えの間違いで、○です。
該当する人の点数はあとで修正しておきます。
どうもすみませんでした。
× B 社会的水準があがるにつれ、実学的な語学は求められなくなる。
「社会的水準が上がれば上がるほど、語学に対してもきびしい実用性を求めるようになる。」と本文にかかれているので×です。
■12月の中2の問2
○ A 日本の語学教育が役に立たないのは、明治期の実学的な面が根強く残っているからだ。
欧米に追いつくために「読む英語」が求められたのが明治時代。
それを批判するかたちで「書いたり話したりできる英語」が求められているのが現代。
しかし、どちらも、明治時代からの実学的発想から抜け出ていないという内容なので○です。
× B 実用性が求められている今こそ、語学は文化の学問として新生するチャンスだと筆者は捉えている。
「語学は文化の学問として新生するチャンス」というところは合っているが、その前提として書かれている「実用性が求められている今こそ」が違っているので×です。
■12月の高2の問3
○ A ニュートンは、色彩には境界が必要だということを見落としていた
○ B ゲーテは、補色の中に、人間経験としての色彩を見た
補色という言葉は、色彩という言葉の部分集合なので、「人間経験としての補色」∈「人間経験としての色彩」でBは○となります。
■12月の高2の問7
○ A ファの音は、常に半音下がってミに向かおうとする性質がある
本文に、「鍵盤上のすべての音は、音の高さ以外はまったく均質であるはずなのに、いったん調性が与えられると、どの音もそれぞれ異なった未来指向性を示すようになる」とあるので、「常に」ではないのではないかという声がありました。
しかし、調性というのは結局、音の流れというような意味なので、これは「ファは常にミに向かおうとする」でAは○です。
× B シにはドに対する指向性があるので、シを少しドから離して弾く傾向になる
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