読解検定高2の2月の問6の解説です。
○ A 藤子不二雄は、少年のころ、マンガ雑誌が簡単に手に入らないので、自分たちでマンガを書いた。
× B 人間は、退屈を克服しようとして社会と自分自身を進歩させてきた。
なぜ、Bが×なのかというと、
1)ラッセルの言葉「退屈は、有史時代を通じて大きな原動力の一つであったし、とりわけ現代においてそうである」は、原動力ということだけであって、進歩の原動力ということではないからです。
そして、ラッセルは、今は、むしろ子供たちに、「ショーだの、おいしい食物だのといった消極的な娯楽をたくさん与えすぎている」と述べているように、退屈は退歩の原動力になってさえいるということだからです。
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