これまでの全記事
見るのが面白い読売KODOMO新聞、するのが面白い毎日小学生新聞、載るのが面白い朝日小学生新聞  2023年11月23日  No.4858
ホームページの記事は→4858

ハナカタバミ(オキザリス)

●動画:https://youtu.be/HyqlDnmCS6A

 昨日の保護者懇談会で、子供向けの新聞についての質問がありましたので、それに関連することを書きます。

 しかし、これは、私(森川林)の全く個人的な見解ですから、実際に新聞を見てご自分で判断してください。

■読売KODOMO新聞

 読売KODOMO新聞は、週1回の発行ですから、読み応えがあります。
 毎回、面白い企画を載せています。
 見るだけでしたら、読売KODOMO新聞はいちばんいいと思います。

 しかし、何かを「する」という企画は、あまりありません。
 今後、「する」企画を増やし、作文を投稿する欄を作ってくれるといいと思います。

■毎日小学生新聞

 毎日小学生新聞は、タブロイド版8ページほどの新聞で、毎日発行しています。
 読売や朝日に比べてみすぼらしい感じがするかもしれませんが、内容は優れています。
 ひとつは、毎回、充実した内容の説明文が載っていることです。
 これを読むだけで、立派な社会や人生の勉強になります。

 もうひとつ、更によいところは、子供が何かを「する」企画をよく載せていることです。
 「こんなことをやってみよう」とか、「こんなことができる」とかいう記事が時々載るので、この毎小を活用すれば、創造発表クラスの作品発表や自由研究に生かせます。
 毎小の編集は、子供の視線に立っていると思います。

 毎小は、昔、作文の投稿欄がありましたが、今は、習字や詩だけの投稿欄だけになっています。
 早く作文の投稿欄を復活させてほしいと思います。

■朝日小学生新聞

 朝日小学生新聞は、普通紙と同じサイズの8ページの新聞なので、毎日作るのが大変だろうと思います。
 記事は充実していますが、いちばんいいのは、作文の作品欄があることです。
 この作品欄に投稿することが、子供たちの作文の勉強の励みになります。
 できれば、朝日中学生新聞でも、作文の投稿欄を作ってくれるといいと思います。

 昔、この作品欄は、たぶん90歳ぐらいの元小学校の先生が選者をしていました。
 この先生がとても立派な人で、現役時代には、毎日、教室の子供たちが書いた作文を持ち帰り赤ペンを入れて返していたそうです。(「致知」の投稿欄に載っていました。)

 あるとき、言葉の森の小6の女の子が、学校にいる自分の好きな人の話を載せました。
 そのときの選者の講評が、とても心の温まるものでした。
 私はその講評を見て(内容は忘れましたが)、こういうことを書ける人は子供の気持ちをよくわかっている人だと思った記憶があります。


 子供向けの新聞は、現在、読売、毎日、朝日と3種類ありますが、どれかひとつを勧めるとしたら、毎日小学生新聞です。
 理由は、説明文の記事が多いことと、「子供が何かをする」ことのできる企画が多いからです。

 しかし、いずれもいい新聞ですので、実際に中身を見て判断してください。

233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
小学生新聞(0) 

 コメント欄
コメントフォーム

見るのが面白い読売KODOMO新聞、するのが面白い毎日小学生新聞、載るのが面白い朝日小学生新聞 森川林 20231123 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」