スミレたち
日本を守るためにどうしたらいいかというと、それは日本の国力をつけることです。
国力の基本は経済力ですが、今は、経済力の基盤が大きく変わっています。
昔は、工業製品が、経済力の基盤でした。
今、インターネットテクノロジーが新しい基盤になっているかのように言う人がいますが、それはありません。
インターネットテクノロジーは、コピーのできる世界なので、工業製品のテクノロジーよりもずっと早く供給元が広がります。
現在の経済の停滞は、供給が需要を上回っていることです。
そのために、無意味な戦争やワクチンが利用されています。
新しい経済における需要は、物質的な物ではなく、人間的な文化です。
人間の本当の欲望は、おいしいものを食べたいとか、よりよい物を身につけたいとかいうことではなく、よりよい自分になりたいということです。
それが、文化です。
日本は、誰もが文化を創造できる可能性を持った国です。
日本の文化における、茶道、華道、浮世絵、落語、和食などの文化の多くは、無名の人々が作り上げたものです。
そういう創造性を生かすことが、これからの日本と世界の発展につながります。
いま、子供たちは、無意味な受験勉強に時間を費やしています。
そういう仕組みを作っているのは、大人です。
子供たちの、思考力、創造力、共感力、そして科学力をバランスよく育てることが、これからの日本の教育の基本です。
そういう子供たちが、明日の日本を支えるのです。
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