舞岡の斜面に咲いていたスミレ
勉強は、いい参考書があれば、ひとりでできるものです。
塾に行ったり、人に教えてもらったりする必要はありません。
ただ、どうしてもわからない問題があったときだけ、質問をできる人がいればいいのです。
作文は、答えのある勉強と違い、第三者の評価が必要です。
また、作文は、独学で続けることが困難です。
だから、言葉の森は、作文の教室を始めたのです。
もうひとつ大事な勉強は、創造発表です。
創造は誰でも行っています。
しかし、創造は、発表の機会によって加速するのです。
プログラミングも、創造発表に似ています。
だから、勉強は、大きく分けて、国語、算数数学、英語などの教科型の勉強と、作文、創造発表、プログラミングなどの創造型の勉強とに分かれます。
教科型の勉強を短時間で能率よく進めるために、小学123年生向けには基礎学力クラス、小学456年生向けには総合学力クラス、中学123年生向けには全科学力クラスを作りました。
週に1回、学習チェックと質問の時間があれば、勉強は家庭学習だけで十分なのです。
そもそも勉強の目的は、成績を上げることや、志望校に合格することではありません。
もっと大事なことは、自分自身を向上させ、将来、社会に貢献できる人間になることです。
言葉の森の教育理念をひとことで言えば、「明日の日本を支える、思考力、創造力、共感力のある子供たちを育てる」ことです。
今後は、ここに、「科学力」も付け加えたいと思っています。
というのは、教科の勉強もしていなければ、社会への貢献は限られてしまうからです。
共感力とは、あらゆる人やものやことがらに対する愛情のようなものです。
これは、特に説明しなくても、多くの人はわかると思います。
以上の教育の理念を実現するために、2020年のコロナ禍をきっかけに、オンライン少人数クラスを開設しました。
このオンライン少人数クラスを、将来の日本の教育のプラットフォームにしたいと思っています。