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自習室の利用の仕方  2024年6月3日  No.5088
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オルレア



 子供が自習室を利用しようとする場合、お母さんは、つい、たっぷりやらせてしようと思いがちです。

 それが、いちばんよくないことなのです。

 犬を飼っていて、面白い遊び、例えばボール遊びをしてやると、犬は喜んで遊びます。

 しかし、遊ばせすぎると、犬はやがて飽きます。
 そして、ボール遊び自体をしなくなります。
 単に飽きるのではなく、その遊び自体に飽きるのです。

 犬がまだ遊びを続けたいと思っているときにこそ、切りのいいときにその遊びを止めて「また、明日ね」と切り上げることが大事なのです。


 子供の勉強も同じです。
 子供は、時に、勉強に熱中するときがあります。
 算数の面白いプリントを何枚もやろうとしたり、作文の字数を長く書こうとしたりするときです。

 そのとき、近くで見ているお母さんは、子供が「まだやり続けたい」と思っているときにこそ、「また、明日ね」と止めておくのがいいのです。

 これが、勉強を続けるコツです。

 ということを、これまで何度も書いてきましたが、理屈の上ではわかったように思っても、実際には実行できないお父さん、お母さんがほとんどです。

 これは、親が、子供の気持ちになれないからです。
 親は、長い間、親の人生観で生きてきたので、子供に合わせた人生観になれないのです。

 だから、少なくともそういうことを自覚して、子供に接するときは、子供の立場になって考えようとすることが大事です。


 具体的には、自習室の利用の仕方は、
・毎日同じ時間に、
・短い時間で済ませる、
・つまり、やらせすぎない、
ということです。

▽自習室
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233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
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