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作文を書くときに、接続語をしばしば使うような文章であれば、それはよく考えている作文。  2024年6月18日  No.5104
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チガヤ



 次の記事の漫画は、面白いですが、読む必要はないです。
 こういう接続語の話を知っても、読む力は何もつきません。
 また、読書をよくしている子は、国語問題の接続語の選択などは自然にできています。
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漫画でわかる!中学受験国語の読解力を上げる方法
接続語を意識すると読むスピードが一気に上がる
https://toyokeizai.net/articles/-/762132

接続語の前をA、後をBとすると、「だから」「したがって」「そこで」「それで」「すると」「ゆえに」は、Aは原因・理由、Bは結果・結論、「つまり」「すなわち」「ようするに」はA=B、BはAのまとめ。「たとえば」は、BはAの具体例。「また」「並びに」「および」「そして」はABは同じレベル・似た事柄となります。
これらの接続語の典型的な用法を意識して文章を読めば、ABの一方から他方の意味を推測しながら読むことができます。この読み方によって読むスピードが一気に上がり、意味がわからない部分がなくなるという意味で正確性も増します。
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 こんなことはないです(笑)。
 読むスピードを上げるには、入試問題集にあるような文章を読む量を増やすだけです。
 接続語を分析して考えるような人はいません。


 ちなみに、普通の読書スピードは、1分間600字です。
 多くの本は、1ページ600字程度ですから、10ページ読むと決めて、タイマーをセットし、10ページ読み終えたときの時間を計算すれば読書スピードがわかります。


 接続語は、読むときではなく、書くときに必要になります。

 森リンベストのページで、小学生よりも、中学生、高校生の方が点数が高くなることが多いのは、学年が上がるにつれて接続語を使うような文章を自然に書くようになるからです。

 これは、課題の種類も影響しています。
 「私の家族」というような身近な題名では、接続語はあまり出てきません。
 しかし、もし「(人間における)家族の役割」というような題名で書くとすると、いろいろな接続語が必要になります。
 だから、接続語が必要になる作文ほど、上の学年の作文になるのです。


 ただし、文章力のある人は、逆に、接続語をあまり使わなくなる面があります。
 接続語が入ると、わかりやすくなるが、その分わざとらしくなる気がするからです。

 日本には、説明しすぎないことをよしとする文化があります。

 「古池や蛙(かわず)飛び込む水の音」という俳句を見て、「どこの池で、どうしてカエルが飛び込んで、それがどうしたの」と聞くような人はいません。
 説明を付け加えれば、俳句の味がなくなるからです。
 だから、接続語は、使いすぎない方がいい面もあります。


 ただし、中高生の書く作文には、接続語が必要になるような内容を書いていくことが大事です。
 それは、考えながら書く作文になるからです。

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 コメント欄

森川林 20240618  
 接続語と助動詞は、実は重要です。
 中学生や高校生で、文章力のある生徒は、多様な接続語と助動詞を使います。
 文章力ないと、「そして」「それで」のような単純な接続語だけになってしまうことが多いのです。
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