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記述問題の解き方のコツ。問題文の言葉を使って字数いっぱいまで書くこと。作文を書き慣れていれば記述はできる  2024年7月1日  No.5114
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オニユリ



 記述問題に関する記事がありました。
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国語の記述問題で点数を取る方法・コツ【現代文の解答対策】
https://allabout.co.jp/gm/gc/439258/

記述問題の答えはほとんど文章中に書いてあるので、文章を考えるというよりは、「答えが書かれている部分を探す」だけの「作業」に過ぎません。
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 国語の読解問題でも同じです。
 選択肢がいくつかあった場合、選択肢の内容が正しいかどうかではなく、問題文にそのことが書いてあったかどうかが選択の基準になります。

 記述問題も同様です。
 自分で考えてオリジナルに書くのではなく、もとの文章の言葉を使って書くことが基本です。
 それは、採点者が内容まで読み込む余裕がないので、使われている言葉をもとに評価するからです。

 そして、大事なことは、指定の字数いっぱいまで書くことです。
 これは、作文の試験でも同じです。
 「600字から800字で書きなさい」という課題があったら、800字ぎりぎりまで書くことです。

 その理由は、採点するのは人間ですから、同じような内容なら、たくさん書いてある方を評価したくなるからです。
 また、実際に、文章力のある生徒のほとんどは、字数いっぱいまで書きます。

 記述の力をつけるためには、文章を書き慣れておくことが大事です。
 その練習は作文です。
 自分の考えたことを文章に書き表す練習をしておけば、記述の問題にも対応できます。

 また、作文の効用は、ほかにもあります。
 それは、会議の司会をするときに、理路整然と論点をまとめることができるようになることです。

 作文が上手に書ける子は、話も上手にできます。
 それは、頭の中で、自分の言いたいことが構造化されているからです。

 説明文や意見文を書く練習をしていると、話をするときも、図解するようにわかりやすく話をすることができます。


 東大の国語の問題は、すべて記述式です。
 選択肢を選ぶような問題はありません。(たまに1問あるかないかぐらい)

 選択肢を選ぶ問題は、大学入試の共通テストまでです。

 作文の勉強をしていると、記述問題も楽にできるようになります。

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