真面目にきちんとやっている子がいます。
しかし、勉強のスピードが遅いので、いろいろなことができません。
だから、ゆっくり本を読む時間がありません。
そういう子は、学年が上がるにつれて成績が下がっていきます。
成績が下がる教科は、国語だけではありません。
算数も理科も社会も、すべて成績が下がるのです。
読書は、日本語で文章を読むことです。
だから、日本語で考える力がつきます。
小学4年生までは、考える必要のない勉強です。
やり方がわかれば誰でもできる勉強なのです。
考える力が必要になる勉強は、小学5年生から始まります。
このときに、読書力の差が出てきます。
しかし、読書を始めてから、その効果が出るまでには半年かかります。
だから、気長に読書の習慣をつけておくことが大事です。
読書力による学力の差は、学年が上がるほど大きくなります。
小学56年生よりも中学生、中学生よりも高校生、高校生よりも大学生の方が、読書力による差が大きくなるのです。
だから、小学生時代の勉強の最優先は、読書の時間を確保することです。
読書の時間は宿題の時間よりも優先です。
宿題は、単なる作業ですから、何も身につきません。
できた問題は、やらなくてももともとできた問題で、できなかった問題はあとから繰り返しやるのでなければ、できなかっただけで終わります。
勉強の中心は家庭学習で、家庭学習の中心は読書なのです。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
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