小5の保護者の方から、「作文を書くのに時間がかかる。短時間(1時間ほど)で書き上げられるようにするには、どうしたらよいか」というご質問をいただきました。
以下は、そのご質問に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。
小5になると課題も難しくなるので、90分ぐらいかかる子が多いと思います。
早く書く力をつけるためには、根本的には読む力をつけて実力をつけることになりますが、当面は次のように対処していかれるといいと思います。
1、電話のあと90分以内(60分以内としてもいいです)という時間制限をし、時間が来たら途中であってもそこで終了とする
2、書いている間に消しゴムはできるだけ使わないようにする
3、最初に構成図を書いて全体の見通しを決め、作文を書いている間に詰まったら構成図を見て書き続ける(構成図については、9月に書き方の説明をする予定です)
それから、これは質問の趣旨とは違ってきますので、父母の広場には書きませんでしたが、構成図と音声入力で劇的に速く書くことができます。
音声入力は、今、通学教室の中学生以上の生徒を対象に行っています。まだ慣れていない子が多く、実際には普通に書くのと同じぐらい時間がかかっています。
しかし、このやり方に慣れてくれば、1200字の作文を書くのに、構成図10分+音声入力10分の合計20分で済みます。実際には、そのあと編集作業が入りますが、これは時間のあるときにいつでもできます。
たぶん、大学生や社会人になったときに文章を書く機会があれば、この方法を活用できるようになると思います。
音声入力の仕方
入試で、時間制限があるのにどう対応するかということについては、また別の機会に書きたいと思います。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。作文の書き方(108) 質問と意見(39)
コメント欄
コメントフォーム
創造と発表の新しい学力
受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)
電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)●Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」