小6の保護者の方から、受験コースに関するご意見がありました。
以下は、そのご意見に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。
受験コースと通常コースに、それほど大きな差はありません。
違うところは、過去問に合わせた課題で行うことと、先生の評価が厳しくなることです。
通常の作文では、項目を指示してよくできたところを褒めて実力をつけることが目的ですが、受験の作文では、上手に書いて合格することが目的です。
数ヶ月で実力は変わりませんから、実力をつけるのではなく、今ある実力でいかに勝負をするかという勉強になっていきます。
家庭でご協力いただくことは、次のようなことです。
1、課題を見て、似た例や感想などを親子で話して、作文に書く材料を増やしておくこと
2、誤字や誤表記は、二十回ぐらい実際に手で書いて二度と間違えないように覚えておくこと
3、課題として書いた作文を手直しして、同じ課題で同じように書く練習をすること
勉強の進め方についてご要望やご質問があれば、事務局までお問い合わせください。
なお、作文については自信があるという子は、次のような勉強をしていくといいと思います。
(1)書くときに消しゴムを使わずに最初から完成した文章を書くように心がけること
(2)勉強が忙しくなっても読書の習慣を維持すること
(3)表現の工夫として、たとえよりも自作名言を入れてみること、などです。
言葉の森新聞の自作名言の話
読書を続けていると、作文や面接の意外なところで、その読書が生きてくるということがよくあります。