前回は、価値ある中身を書く方法として項目法の説明をしました。
今回は、創造的な中身を書く方法として構成図法の説明をします。
文章を書くということは、書く過程と考える過程に分けることができます。通常、書く過程と考える過程は融合しているので、考えながら書き、書きながら考えるという書き方が一般的です。しかし、この方法は実はあまり能率がよくありません。
構成図を使うと、考えの部分だけを独立させて深めていくことできます。書こうと思うテーマについて、自分の考えをビジュアルに書いていくだけなので、1200字程度の作文の内容が10分以内にできあがります。作文の一種のシミュレーションといってもよいでしょう。
全体像が簡単にできあがるので、構成図を完成したあとはただそれを文章化するだけです。中学生や高校生になると、作文を書く時間がないときは10分程度で構成図を書いて、その日はそれで仕上げという書き方もできます
作文は、書いている途中で中断することがなかなかできませんが、構成図であれば図を完成させておけば、あとですぐに文章化することができます。
【構成図の見本1】
小学生の生徒向けに書いた構成図の見本です。
【構成図の見本2】
中学1年生の生徒が実際に書いた構成図です。
【構成図の見本3】
私(森川林)がホームページの記事などを書くときに実際に書いている構成図です。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
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